暦の上で春とはいえまだまだ風が冷たい。
しかし、庭では福寿草が咲いて梅の花もほころび始めた。
有給休暇の消化中とはいえ家でゴロゴロしていると体が鈍るのは必至。
少しずつでも体を動かそうということで山の下草狩りを始めた。
刈払機にガソリンを満タンにすると一時間から一時間半ぐらいは使える。
予備のガソリンを持っていけばもっと長く作業できるのだがこの位がちょうどいいところ。
長袖の下着にネルシャツと薄いウインドブレーカーで作業していても汗が出てくる。
山裾の部分には篠がびっしりと生えていてかなり手間取った。
篠を刈り払った後は地獄の針山のごとく切り株が並んでいて泥棒除けになりそう。
もちろん作業する私自身もかなり危険な状態にさらされるのだが、足元は編上げの安全靴、手は皮手袋でしっかりガードしている。
一週間かけて山裾から10mほど登った部分まで終わっただけ。
はたして休みの間に頂上までたどり着くかどうか疑問なのだが・・・
中途半端で終わっても誰の迷惑になるわけでなし(笑)
数年分の落ち葉がたまった林床に春蘭が顔を出していた。
株をかき分けてみると花芽が伸び始めていた。