北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

クマゲラの親子

2012年03月02日 | 野鳥
去年、散策路の横に堂々と巣をかまえているクマゲラの親子の写真を撮影したのでまとめました。
警戒心があまりないようだが、黒いクマゲラに背景の白い曇り空に苦戦。写真の出来が悪いのが心残りです…

2011年4月27日 北広島市


曲がったコシアブラの木に開けられた2個の穴。
上の方がクマゲラの巣で下は空き家です。


巣の下には穴をあけた時に出た木屑が落ちいました。


4月29日


クマゲラの成鳥の雄が巣から顔を出したりひっこめたりしています。
僕が見ているので警戒しているのか??


5月3日


巣から出てきたのか付近の木にいるクマゲラ。
見るのはこの個体ばっかりで雌をまだ見ません。


するとクマゲラが自分の巣に足を掛け頭を突っ込みました。
この行動はよく見られました。
子供に餌をやっているのでしょうか。
でも子供の姿が見えません。


とにかく忙しそうです




6月2日


初夏に入り木々ももう葉をつけ始めてきました。
相変わらず雄が忙しそう


せっかくの写真なのにズームしすぎました。
毎回観察するもクマゲラは子育てをしているのでしょうか?
はっきりしたことはまだ僕にはわかりません。


しばらくしてから初めてみる雌の成鳥がようやく顔を見せました。
頭が黒いのでまさしくこの個体は雌です。
でもこれ以上いい写真は残せませんでした。


6月28日


そしてようやく幼鳥の存在も確認出来ました。
成鳥とは眼に黄色い縁取りがないので区別できます。
くちばしもまだ短いように見えます。
あの雄が忙しそうにしていたのは餌やりだったと確信したが、そしたらなぜ子は今まで巣から顔を出して餌をねだらなかったのだろうという疑問がわいてきた。
通行人や僕が怖かったから??
これを最後にこのクマゲラ親子はタイミングが悪かったせいかもう見られませんでした。

最後の最後に成鳥の雌と幼鳥を見られてよかったです。
この巣は秋に見に行ったらスズメバチの巣になっていました。
今年は下の空き家を利用してくれたらうれしいです。
でもそううまくはいきませんかねぇ~
少しだけ期待している自分がいます。





写真2枚はクマゲラの食痕
穴をあけるタイプの食痕の何本かを見てみたら中にムネアカオオアリの腹部などが見られたものもありました。

近所の森ではクマゲラは広く分布しているようでときどき声を聞きます。
今年も犬の散歩中に1度目撃しました。
さて今度は何時クマゲラの撮影機会に恵まれるのか楽しみです。
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