北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

カバイロシジミを探して…

2012年07月30日 | 夏の散策日記
7月4日。
その以前、カバイロシジミらしきチョウが飛んでいるのを見つけてどうしても撮影したくなったのでまたそこへ向かった。


相変わらずヒメシジミが多い。
近所では何ヶ所かで確認でき個体数も多いのでアサマシジミももしかしたら見られるかも…
昔はここらへんにも結構いたと聞きくが今では厳しいそうです。



ヒョウモンチョウ(ナミヒョウモン)
ここでは高確率で見ることのできるチョウでこれも近所では広くみられるが、一般には局地的で少ない種。



いました カバイロシジミ
これがなかなか止まってくれない。
このあと産卵したらまたどこかへ飛んで行ってしまった。

産卵中の写真はピンボケだったが1枚きっちりとした写真が撮れたので満足。
この後も探したが見つからず…



ギンイチモンジセセリ
ちょこまかとすばしっこいやつ。
数頭確認。

カバイロシジミの撮影に成功したのはうれしい
ここは草原でチョウも草原性のものが多く、その分局地的で少ない種が多く見られる。
この時代草原自体があまりなく、昔はよく見られたのに~という種がいまでは希少になっている分、この環境自体も希少なものと言える。
今回カバイロシジミが見られ撮影できたのには感動したが、昔は本種が見られるのがあたり前で、感動なんてするような種ではなかったのだろう。
だとすると将来、意外な虫で感動してしまう日が来るのかもしれない…
そんな将来はいやだ。とにかく自然を大切にね
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泊りがけの遠出散策 深夜編

2012年07月29日 | 夏の散策日記
前回の夜バージョン。
もちろん夜というと外灯に来た虫をとるライトトラップ(外灯回り)である
泊り先では2日ライトトラップを見るチャンスがある。
かなりの数の虫が来るので途中で切り上げるのが惜しくて、空が少し明るくなるまで粘った。

甲虫以外も沢山撮影したが枚数の都合上目ぼしい甲虫だけ紹介。


セアカオサムシ
今回は2頭見つかった実は初見ではないオサムシ。
でも結構いいオサムシです。



ゴホンダイコクコガネ♂
かなり予想外の糞虫
生きている雌雄2頭に死骸を5頭採集しました。


こちらは
もうこれだけでも儲かりものですな



コガムシを数頭確認。
ガムシの顔はかわいい~



コシマゲンンゴロウ
見たいな見たいなと思っていたゲンゴロウにまさか外灯で会うことができるとは思ってもいなかった。



クロコガネ
いつも見るコクロコガネではなく今回はクロコガネを複数個体見ることができた。



クロシデムシ
国内最大級のシデムシ。
がっちりしていてかっこいい



ハンノヒメコガネ
見慣れないコガネムシを見つけたので調べてみると名前自体初めて聞くコガネムシだった。


前胸背板がざらついているのが特徴。
今回はコガネムシの初見が多いのが嬉しい。



本日の目玉ダイコクコガネ
ゴホンダイコクコガネに次いでこちらもかなり予想外な大物
今回の散策の1番の成果で近くに牧場が見当たらないがどこから飛んできたのだろうか。

今回のライトトラップ(外灯回り)は蛾よりも甲虫が充実した。
しかも憧れのダイコクコガネに会うことができたのが大きい。
ここまた行きたいよ~
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泊りがけの遠出散策 日中編

2012年07月26日 | 夏の散策日記
7月17日から19日まで3泊2日でうちの学校で某所に止まることになった。

昼間はいろいろ散策して夜は外灯に集まる虫を徹夜で撮影。
初見の虫が沢山みつかって最高でした

今回は日中に見つかった虫たちの紹介です。


オオクロホソナガクチキが木の幹に止まっていた。
さっそく初見のナガクチキが見つかって幸先良し



川ではうれしいことにシマアメンボがいた。
広瀬先生が見つけました
僕も探してみると沢山いました。
すばしっこくて撮影にはかなり苦戦しました。



針葉樹の土場にはヒメシラフヒゲナガカミキリ
うれしい初見のカミキリムシで産地は局地的で個体数は多いらしい。

追加:シラフヨツボシヒゲナガカミキリでした。どちらにしても初見。でもがっかり…



クロキオビジョウカイモドキ
ダム付近を飛んでいるものを手でキャッチした。



オオルリオサムシ
ピットフォールトラップに1個体だけ落ちた。
ここの産地では腹部が黒くなるという。



ヨツボシゴミムシ
3時ごろ玄関を歩いている本種を見つけた。

所変われば~ですね。
次回は外灯に来た虫特集です
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幼鳥たちの旅立ち

2012年07月25日 | 夏の散策日記
この時期幼鳥が目立つ。
撮影しやすいしかわいいので幼鳥は好きだ。


コサメビタキ幼鳥 7月18日 平取町
朝、数羽で外灯付近を飛んでいる蛾を食べていました。



シマエナガ 7月21日 北広島市
2羽ほどの親と数羽の雛が一緒に行動していました。


シマエナガ幼鳥
シマエナガの幼鳥は眼の周りが茶色い。
さらにアイリングが赤い。
そして親より一回り小さい



ヤブサメ幼鳥 7月23日 札幌市厚別区
かわいい声で鳴きながら5~6羽が一緒に行動していました。


別個体
幼い分警戒心がなく、好奇心も旺盛
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最近の野鳥

2012年07月24日 | 野鳥
最近は虫、しかもかなりマイナーな部分を攻めていて野鳥とは程遠い内容の記事ばかり。
でもちゃんと野鳥も撮ってます!!


ハクセキレイ 7月24日 北広島市
湿地にいたハクセキレイ。
本来いるべき場所にいるこのハクセキレイは町で見ることが多いので、逆に新鮮な感じがしました。



キセキレイ 7月22日 北広島市
2頭ほどいてやはり尾を振っていた。
ちょっと手前のゴミといい周りの環境が悪い汚い写真になってしまった。
もちろん野鳥だけ見ればすごくかわいい



モズ 7月7日 北広島市
いつも同じ場所に2頭でいて鳴きあっています。
近くに巣でもあるのでしょうか。
やっぱりお尻がかわいいと思ってしまうけど僕だけじゃないよね
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