北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

クモガタガガンボ2種

2013年02月27日 | ハエ目
「冬の昆虫」と言ったら僕はクモガタガガンボを思い浮かべます。
クロカワゲラもいるけど、クモガタガガンボの方が形が面白くて印象深いです。
毎年冬には必ず出会います。
鳥を探していても登下校中でも森に入れば長い冬、一度は出会う昆虫になっています。
しかしその存在自体を知らなかった頃は野外でその存在にも気づきませんでした…
どうやらクモガタガガンボを知った時から無意識のうちに目が下の方を向いてしまうようです。

僕は鳥も好きだけど虫も好きなのです。今回はついでにみたいなように書きましたが虫も忘れてはいませんよ。大好きですよ


クモガタガガンボの一種①♂ 2月1日 札幌市厚別区
茶色みが強く、後たい節が太いのが特徴。


クモガタガガンボの一種②♂ 1月10日 恵庭市
茶色みが強く、①の個体とは違い後たい節が太くならないのが特徴。
同じ形態をした♂は厚別区でも見られました。

クモガタガガンボにも種類があってそこからがよくわからないので同定できる人は少ないのです。
嗚呼、同定できたらもっと楽しいだろうに…
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太平洋側から~

2013年02月24日 | 冬の散策日記

太平洋側の海沿いに鳥見に行ってきました。
時間はあまりとれなかったけど、この日は天気がよく海鳥が多かったです。
やっぱり海はいいですね~(2月22日)

写真はビロードキンクロ。
期待していた本種だが、遠くにしか居なくて写真はこれだけ…


次に期待していたクロガモは予想以上に多かったです。
クロガモカップルから2頭のオスが割り込んできます。オスより少ないメスを取り合っているようです。
最初見た時遠目でクロガモ♀がミコアイサ♀に見えちゃいました


クロガモ♂
太平洋側の海は太陽の位置的に逆行になりやすいので鳥の撮影には苦労しました。


クロガモ幼鳥♂でした。
メスのようですが、嘴の一部が黄色いです。
嘴に黄色の入った個体が多かった。
これだと遠目でミコアイサに見えることはないなぁ~



ホシハジロ
小さな群れの中の1羽。
今まで証拠写真しか撮ったことがなかったホシハジロ。
僕の好きなカモです。



オオセグロカモメのあくび~
シロカモメのあくびも見ちゃいました。
圧倒的な多さのカモメ。
埠頭の横で沢山休んでいたカモメの群れの中で変わり種を探しました。



シロカモメ幼鳥とオオセグロカモメのツーショット。
オオセグロに混じってちょくちょく見られます。
でかいです


こちらが大人のシロカモメ
初列風切の白さでわかりやすいです。



ワシカモメ
他のカモメよりかわいいという感じを受けいました。
セグロカモメに似てるけど初列風切の色が薄いです。
識別がむずかしいですね。ワシカモメでいいですよね

他はシノリガモ(♀が数が多い)、ホオジロガモ(♂が多い)、スズガモ(ホシハジロの小さな群れに1羽♂がいた)、セグロカモメ(少ない)、ハジロカイツブリ、ウミウ、オジロワシ幼鳥、ユキホオジロ(目の前を1羽が通過、ハクセキレイより少し小さく見え、翅の先が黒っぽい白い鳥でした。この場所では稀に見られる鳥だと聞いていたのでユキホオジロの可能性が非常に高いです。)など
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それぞれの採餌

2013年02月18日 | 冬の散策日記
いつもの森よりも町寄りの場所に面している森に行ってみた。
そこにいる鳥たちは警戒心が薄いのでじっくりと観察しやすいのである。(2月16日 札幌市厚別区)

頭上でがさがさと音がするので見上げてみるとカラ類(ヤマガラ、シジュウカラ、ハシブトガラ)が豆を食べている音だった。










ヒマワリの種の皮をむく要領でマメの皮をとって種を食べていた。
種類は違えどシメは豆の柄をちぎらずにそのまま食べていたがヤマガラはちぎって足で固定して食べる様です。シメより器用なのでしょう。
シメが豆を食べる様子



ヤマブドウの蔓にもカラ類が多い。
丸まった葉をがさがさやって中に隠れている虫を探しているのだろう。
僕も真冬、丸まった葉の中からウロコアシナガグモなどのクモ類や茶色のクサカゲロウの仲間の成虫を何頭も見つけたことがあるので、それらの虫を食べているのだろう。



エゾコゲラです。
エゾコゲラのまともな写真がなかったので、今回綺麗に撮るのが目的でここに来たのです。
そして、やっと撮ることができました
本種は警戒心が薄いけどちょこちょことよく動くので撮影の難しい種です。
今回は動きが単純だったのでうまくいきました。


この子はオスだったようで頭の赤い部分を確認することができました。
この赤い部分は普段は見えなくて、この個体も写真によって見え隠れしていました。
頭の赤い部分が見えなくても嘴の基部が黒いことでもオスとわかります。
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近いエゾオオアカゲラ

2013年02月17日 | 冬の散策日記
林道を歩いているとここから15メートルくらいのところでドラミングしているエゾオオアカゲラを見つけた。
この場所は最近頻繁にエゾオオアカゲラのメスを見る場所だったので今日もいたか、と思い双眼鏡で見てみると頭が赤いではないか
今シーズンオスを見るのは初、さっそく撮影ことにした。
2分ほど様子をうかがっていると何と、僕の真横の木に来たのだ。
なに考えてるんだこのキツツキはと思ったが、ここまで接近できたのは、いや向こうから接近してきたのは初めてのことでとてもびっくりした
(2月15日 札幌市厚別区)


エゾオオアカゲラはもともと警戒心の薄い鳥だと思っていたが、この個体はそこからさらに人慣れをしたのだろうか。
とにかく撮影にはすごく助かった。


僕の方がびっくりしてしまったのか望遠をきかせすぎて、写真のキツツキがぎちぎちになってしまった。


縦にした方がいいかな。


いいキツツキですね。
アカゲラとは似ているようで体の至る部分がちょっとずつ違っている。大きさもちょっぴり大きめである。


少し遠くの枯れたミズナラに移った。
エゾオオアカゲラは枯れかけの枝によく来る。
一度目をつけると10分以上と長居することが多く観察しやすい種であるが、数はあまり多くない。
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ウソ~

2013年02月15日 | 冬の散策日記
いろいろあってウトナイ湖へ行くことになりました。(2月14日)


エゾコゲラ
いつもうまく撮れないコゲラ。
今回も微妙な写真しか撮れませんでした。難しいです



ウソが2羽いました。
警戒心の薄い鳥で植物の芽を食べ続けます。



パンダガモ
でも遠いです…
パンダガモはミコアイサの愛称で、オスを見たのは初めてで感動しました。
この日珍しくオナガガモは来ていなくて、カモ類はオオハクチョウ、コブハクチョウとヨシガモが3つがい居るくらいでした。
他にオオダイサギ、オジロワシ(成鳥・幼鳥)、オオワシなどでオジロワシ、オオワシはカラスにちょっかいを出されていました。
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