7月13日
道東に来たからにはカラフトアヤトガリバを撮影しておきたい、ということで山地でライトトラップをしてきました。
カラフトアヤトガリバ
10個体以上は確実に来ていました。
ライト点灯後すぐに飛来し徐々に増え始めました。
横から
アヤトガリバよりも黒っぽく、亜外縁線の湾曲が強いのが特徴です。
今回は沢山の蛾を撮影したので沢山載せちゃいます。
ちゃんと撮れてなかった種の撮り直しが目的で、初見種もちらほら。
シラオビアカガネヨトウ
ウスムラサキケンモン
まともな個体を撮るのは初めてです。
ヒメシロテンアオヨトウ
初見です。
珍しいわけではない様ですが、なかなか巡り合わせが悪かったヨトウ。
嬉しいです。
ハガタアオヨトウ
美しい個体です。
オオアオバヤガ
さらに美しい。
スギタニゴマケンモン
不思議な模様を持つ蛾。
ミヤマアカヤガ
ニセキバラケンモン
20頭ほどキタキバラケンモンが飛来しましたが、本種が3頭ほど混じっていました。
キタキバラケンモンは散々見てきましたが本種は初見です。
外横線は黒紋が避けているので白帯に見え、そんな個体を確認すると本種でした。
ミヤマヨトウ
似た種にムラサキヨトウがいます。
スモモエダシャク
変異があります。
シラホシヨトウ
シラホシヨトウは腎状紋が白くない個体もいたりと変異が結構あります。
下の個体は紫色を帯びていてちょっと綺麗です。
ウスグロシャチホコ
初見です。
なぜ出会えないのかと今までなんとなく思っていた種ですが、これでスッキリ。
コケエダシャク
初見のエダシャクで、2頭確認しました。
クロスジカバイロナミシャク
亜高山帯のナミシャク。
昨年石狩管内でも見ています。
ギンボシリンガ
美しい。
キグチヨトウ
出会う個体はいつもボロボロ。
今回はまあまあ、状態がいいとは言えない。
イチゴナミシャク
9月まで見られるナミシャク。
・今回の初見種・目ぼしい昆虫
カラフトアヤトガリバ 初見 10数個体
ヒメシロテンアオヨトウ 初見
ニセキバラケンモン 3頭ほど 初見
ミヤマヨトウ やはり深山の蛾なの?
クロスジカバイロナミシャク 亜高山の蛾
コケエダシャク 2頭 初見
ウスグロシャチホコ 初見
アヤトガリバは道北・東の平地では見ていますが、今回山地では一度も見ませんでした。
カラフトアヤトガリバは今回の山地で多く見られ、また別な山地でも本種のみ確認できました。
フタテントガリバも狙いでしたが、飛来しませんでした。