北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

スギドクガ・バンタイマイマイ

2015年05月21日 | ドクガ科
スギドクガとバンタイマイマイ。


スギドクガ 2013年6月30日 恵庭市
あまり見ない大きめのドクガ。
スギやヒノキに付く。



バンタイマイマイ 2011年7月23日 当別町
クルミ類に付きます。
写真はオス。
北海道の蝶と蛾によると、北海道ではまだオスは捕れていないらしいです。


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リンゴドクガの幼虫、成虫

2015年03月03日 | ドクガ科
リンゴドクガの幼虫は非常に目立ち色にも変異があり面白い。
成虫もオスメス違っていてなかなか面白い蛾です。



リンゴドクガ幼虫 2010年9月10日 札幌市厚別区
最もスタンダードな蛍光黄色タイプ。
自宅の庭にいた個体。
庭のプラムにでもついていたのだろうか。


人目線にはこう見える。真上写真。
触っても大丈夫です。
ドクガ科っていうだけ、名前だけです。
黒紋も不思議です。



赤系統の幼虫 2010年10月3日 北広島市
赤色タイプは、垂直な毛束の色が違うところが面白い。



白タイプの幼虫 2010年9月4日 北広島市
白は白。
はっきりとした綺麗な色をしています。



リンゴドクガ♂ 2010年6月14日 札幌市厚別区
リンゴドクガはかわいいらしい。
僕もそう思います。
リンゴドクガで調べると「リンゴドクガ かわいい」という検索ワードが出てきます。
いい傾向だと思います。



リンゴドクガ♀ 2011年7月2日 札幌市南区
僕が出会うのはオスばかり。
メスはあまり見ません。


リンゴドクガの擬死
触ろうとすると擬死をされる。
何か変な液体も出すので成虫はあまり触らないようにしている。


リンゴドクガ♂1 2010年6月14日 札幌市厚別区
色々なドクガで見る普通の擬死。
お尻からは濃い色の液体を出した。


リンゴドクガ♂2 2011年6月13日 札幌市厚別区
羽を広げての擬死。
肢も豪快に広げています。

足を広げて寝る人もいればうつぶせの人もいるようにリンゴドクガにもいろいろあるのでしょうか。
1は模範的。2は僕にはわざとらしく見える。


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マイマイガ、カシワマイマイ、ノンネマイマイの幼虫、成虫

2015年02月23日 | ドクガ科
ドクガ類の幼虫、成虫第4弾。
今日はマイマイガ、カシワマイマイ、ノンネマイマイ。


マイマイガ幼虫 2012年5月5日 札幌市厚別区
自宅の壁にあった卵塊が孵化しぞろぞろと幼虫が出てきた。
マイマイガの幼虫はブランコケムシとして有名。
これらの幼虫は家の壁を登り糸を垂らして移動するだろう。
ちなみにこの位置から上ると丁度一階の台所の窓にあたる。
この窓はほとんど開けることがないのでセーフ。
そしてその上の二階に行く前にベランダがある。
ベランダを乗り越えると丁度ベランダの入口の大きな窓がある。
この窓はたまにあくので注意。
幼虫たちは家に入ってくるでしょう。

そういえば春にマイマイガの若齢幼虫を何度か網戸で見かけていたなぁ。



マイマイガ幼虫 2009年5月24日 札幌市厚別区



マイマイガ幼虫 2013年7月6日 札幌市厚別区
庭のボタン葉上の幼虫。
不気味な顔ですね。



マイマイガ♀ 2013年8月28日 北広島市
不気味なイメージ。
でもこのシーンに出くわすと何故かわくわくする。



マイマイガ♂ 2011年8月9日 北広島市
ウサ耳がポイント高いオス。
こちらはメスほど多くない。



シラカバに産み付けられた卵塊とマイマイガたち 2008年8月下旬 北広島市 
マイマイガが多い多いと騒がれることがあるが、その正体はカシワマイマイのことが多い。
しかし2008年にはこのマイマイガが都市部などで大発生し強烈な印象を与えられたのを覚えている。
これだけ話題になれば駆除にも力が入るのだろう。
駆除の波が色々なものに飛び火しないか心配だった。



アップ
自宅近所では大発生しなかったが、街はすごくてテレビでもよく取り上げられていた。
鱗粉が殆どないボロボロの大きなメスが多個体、卵塊まみれの建物の端っこでじっとしている姿が強烈だった。



卵塊
何かに寄生された?穴が沢山開いていてこれまた不気味。




カシワマイマイ幼虫 2009年7月4日 札幌市厚別区
シラカバ上の幼虫。



カシワマイマイ♀ 2013年8月5日 札幌市厚別区
一度後翅のピンク色がすごくきれいな個体を見たことがある。
しかしそのときはうまく写せませんでした。
何時か撮影するという意気込みがあるがそれから2年、未だに出会えてません。



カシワマイマイ♂ 2012年8月7日 札幌市厚別区
毎年自宅に来る。



カシワマイマイの墓場 2010年8月6日 日高町
ここは日高の道の駅だが、路上がピンク色に変色していた。
あまりにもアレなので見たい人だけ普通サイズでご覧ください。
ここに生っているトマトは人間の食べ物ではないでしょう。

この蛾は頻繁に大発生する。
去年もおととしも。
中央区の住宅街がすごいことになっていたのはいい思い出。
昼間でも外灯の光の軸が見えるほどのカシワマイマイの中に、マメキシタバが稀に混じっていたのが面白かった。




ノンネマイマイ幼虫 2010年7月8日 北広島市
なかなか地味な幼虫。



ノンネマイマイ♀ 2010年8月6日 日高町
カシワマイマイが大発生している横でひっそりとたたずむノンネマイマイ。
先ほどの道の駅にて。
「基本的に」大量発生しない蛾。
毎年丁度いい個体数見る蛾です。
こういうのを見るとちょっと安心します。


ノンネマイマイ♂ 2011年7月23日 札幌市清田区
この蛾はかっこいいです。


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キアシドクガ、マメドクガ、ブドウドクガの幼虫、成虫

2015年02月19日 | ドクガ科
ドクガ類の幼虫、成虫第3弾。


キアシドクガ幼虫 2011年6月18日 札幌市南区
幼虫の寄生木であるミズキの木でビーティングをしたら落ちてきた幼虫。
一本の木で数頭のキアシドクガの幼虫が落ちてきた。



キアシドクガ蛹 2011年6月25日 北広島市
個体数の多い蛾で、壁などにはこのように沢山の蛹が見られる。



キアシドクガ羽化 2014年7月9日 苫小牧市
午後2時半過ぎ羽の伸びきったキアシドクガを見つけた。
中身が抜け色も抜けた蛹の殻が印象的。



キアシドクガ羽化 2012年7月8日 北広島市
午前11時前にも羽化個体を発見。
幼虫も蛹も黄色くて成虫は肢だけしか黄色くないんですね。
そういう意味でもキアシドクガですね。



キアシドクガ 2012年7月10日 札幌市厚別区
透き通るような翅が猛烈に美しい。
日中の蛾だが灯火にもよく集まる。




マメドクガ幼虫 2010年6月19日 北広島市
ヒメシロモンドクガやアカモンドクガと似たタイプの毛虫。



マメドクガ 2014年7月19日 苫小牧市
コンビニの誘蛾灯に飛来した。




ブドウドクガ幼虫 2010年7月30日 北広島市
フキの上に居たでっぷりした幼虫。
マイマイガとアカモンドクガを足して二で割ったような感じ。



ブドウドクガ 2011年8月19日 北広島市
上の幼虫を見つけた場所から数十メートルの外灯で見つけた成虫。
あまり見ない蛾。


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キドクガ、モンシロドクガ幼虫、成虫

2015年02月18日 | ドクガ科
ドクガ類の幼虫、成虫第2弾。
今日はキドクガ、モンシロドクガ。


キドクガ幼虫 2009年9月21日 札幌市厚別区



キドクガ 2010年7月8日 札幌市厚別区
キドクガは去年苫小牧の都市部でやたら見た気がします。
コンビニに5個体くらい来ていたりしました。



モンシロドクガ幼虫 2009年7月16日 札幌市厚別区
上の萎れているのは脱皮殻。
キドクガ幼虫に似ています。
背中の前半のオレンジ線にYになっていれば本種。



モンシロドクガ 2011年7月23日 当別町
純白の美しくかわいい成虫。


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