北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

ヨトウガ Mamestra brassicae (Linnaeus, 1758)

2023年09月30日 | ヤガ科

ヨトウガ Mamestra brassicae (Linnaeus, 1758)

・記録(成虫のみ)
2021.6.17 札幌市厚別区自宅 ライトトラップ 標本
2021.6.9 札幌市厚別区自宅 外灯 写真 羽化
2020.6.14 札幌市厚別区自宅 ライトトラップ 標本
2019.8.31 北海道南西部 ルッキング 写真 オオイタドリの花で吸蜜
2019.6.11 札幌市厚別区自宅 ルッキング 写真 ギョウジャニンニク吸蜜
2018.11.3 恵庭市恵庭公園糖蜜写真
2018.9.13 北広島市西の里 ルッキング 写真 アワダチソウ吸蜜
2017.9.2 苫小牧市 ライトトラップ 写真 湿地
2016.10.7 小樽市 糖蜜 写真
2016.8.20 札幌市厚別区自宅 ライトトラップ 写真
2015.8.28 札幌市厚別区自宅 ライトトラップ 写真
2015.8.19 札幌市厚別区自宅 ライトトラップ 写真
2015.8.15 札幌市厚別区 外灯 写真
2015.6.24 札幌市厚別区 外灯 写真
2015.6.14 札幌市厚別区 外灯 写真
2015.6.7 札幌市厚別区自宅 外灯 写真
2015.6.1 小樽市 外灯 写真
2014.8.6 札幌市厚別区自宅 外灯 写真 産卵
2013.8.26 札幌市厚別区自宅 外灯 写真
2013.8.22 札幌市厚別区自宅 外灯 写真
2013.7.10 札幌市厚別区自宅 外灯 写真
2012.8.13 札幌市厚別区 外灯 写真
2010.8.26 札幌市厚別区 外灯 写真
2010.8.6 札幌市清田区平岡公園 外灯 写真
2010.6.19 札幌市厚別区自宅 外灯 写真
2009.6.22 札幌市厚別区自宅 外灯 写真
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カブラヤガ Agrotis segetum (Denis & Schiffermüller, 1775)

2022年10月30日 | ヤガ科

カブラヤガ Agrotis segetum (Denis & Schiffermüller, 1775) 札幌市厚別区自宅


札幌市厚別区自宅



2021.8.24 札幌市厚別区自宅


黒化型 2021.8.24 札幌市厚別区自宅


カブラヤガ 2021.8.27 札幌市厚別区自宅
ネキリムシと呼ばれ植物を育てる方々から嫌われていて、加害作物は道内でよく栽培されているテンサイ、キャベツ、ハクサイ、ダイコン、カブ、レタス、トマト、ナス、ピーマン、ウリ類、ネギ類、ハッカ、ムギ類、トウモロコシ、マメ類、ジャガイモ、ソバ、ゴボウ、シソ、セルリー、ニンジン、クローバ、アヤメ、その他道内では馴染みの薄いサトイモ、オクラ、ショウガ、タバコなども食害する。
畑環境のある自宅でも発生していて個体数も少なくない。

・成虫の外見について
似た種にオオカブラヤガがいるがあちらはどちらかと言うとタマナヤガに似ていて、道内ではかなり少ない。
また擦れたセンモンヤガの中には本種に少し似てくる個体が散見される。
いずれにしても農業害虫とされる。

・記録(成虫のみ)
2021.8.29 札幌市厚別区自宅 写真 ルッキング 羽化後写真
2021.8.27 札幌市厚別区自宅 標本 ライトトラップ
2021.8.27 札幌市厚別区自宅 標本 ライトトラップ
2021.8.24 札幌市厚別区自宅 標本 ライトトラップ
2021.8.24 札幌市厚別区自宅 標本 ライトトラップ
2021.6.29 札幌市厚別区自宅 標本 ライトトラップ
2021.6.15 札幌市厚別区自宅 標本 ライトトラップ
2021.6.13 北広島市 メモ ライトトラップ
2021.8.21 ​札幌市厚別区自宅 写真 ライトトラップ
2021.8.1 札幌市厚別区自宅 写真 ライトトラップ
202.9.5 札幌市厚別区自宅 標本 ライトトラップ
2020.7.15 札幌市厚別区自宅 写真 ライトトラップ
2019.8.24 苫小牧市 写真 ライトトラップ
2019.6.14 ​札幌市厚別区自宅 写真 ライトトラップ
2019.6.11札幌市厚別区自宅 写真 夜 吸蜜
2018.10.20 北海道南西部 メモ ライトトラップ
2018.10.20 北海道南西部 メモ 糖蜜 複数頭
2018.9.15 苫小牧市 写真 ルックング アワダチソウ吸蜜
2018.8.20 札幌市厚別区自宅 写真 ライトトラップ
2017.8.22 札幌市厚別区自宅 写真 ライトトラップ
2017.7.9 猿払村 写真 ルッキング 日中
2016.9.25 岩見沢市 写真 ライトトラップ
2016.8.28 札幌市厚別区自宅 写真 ライトトラップ
2016.8.22 札幌市厚別区自宅 写真 ライトトラップ
2016.8.9 札幌市厚別区自宅 写真 ライトトラップ
2015.8.22 札幌市厚別区 自宅 写真 ライトトラップ
2015.8.8 札幌市厚別区自宅 写真 ルッキング 日中 ユリの花の中
2015.8.17 札幌市厚別区 写真 灯火 緑地
2012.8.16 札幌市厚別区 写真 灯火 緑地
2012.6.13 札幌市清田区 写真 灯火 緑地
2011.10.1 札幌市厚別区 写真 灯火 緑地
2011.8.19 札幌市厚別区 写真 灯火 緑地
2011.6.30 札幌市厚別区 写真 灯火 緑地
2010.8.29 札幌市清田区平岡公園 写真 灯火 緑地
2010.6.26 札幌市厚別区 写真 灯火 緑地
2009.6.22 札幌市厚別区自宅 写真 ルッキング 日中 玄関フード

・参考文献
2004.北海道病害虫防除提要.北海道植物防疫協会.札幌.
岸田泰則,2011.日本産蛾類標準図鑑Ⅱ.学研教育出版.東京.
など

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ヒメモクメヨトウ・コモクメヨトウ

2022年01月10日 | ヤガ科

ヒメモクメヨトウ Actinotia polyodon (Clerck, 1759) 2021.9.4 渡島半島南部
平地の湿地や山間地で得ています。


コモクメヨトウ Actinotia intermediata (Bremer, 1861)  2021.8.26 札幌市厚別区自宅
ネットの情報では都市部でも見られるらしい。
自宅でも毎年2〜3頭くらい確認しています。

間違え探しを楽しめそうなくらい似ています。
しかしぱっと見のイメージが結構違うのが不思議なところです。
両種ともオトギリソウに付くのにコモクメヨトウの方が広い範囲で見る機会が多いです。
ヒメモクメヨトウは自宅で採れてもおかしくない種だと思っているので毎年目を光らせています。

・ヒメモクメヨトウ成虫記録
2021.9.4 渡島半島南部 標本 ライトトラップ 約700ⅿ
2021.8.12 上川町層雲峡 標本 ライトトラップ
2017.8.15 苫小牧市 写真 ライトトラップ 平地の湿地
2017.8.13 恵庭市 写真 外灯

・コモクメヨトウ成虫記録
2021.9.4 渡島半島南部 写真 ライトトラップ 700ⅿ
2021.5.26 札幌市厚別区自宅 標本 ライトトラップ
2021.8.26 札幌市厚別区自宅 標本 ライトトラップ
2020.7.25 札幌市厚別区自宅 標本 ライトトラップ
2019.7.25 札幌市厚別区 自宅 標本 ライトトラップ
2017.8.26 苫小牧市 写真 湿地 湿地
2017.7.26 札幌市厚別区自宅 写真 外灯
2016.9.25 苫小牧市 写真 外灯
2016.5.8 苫小牧市 標本 糖蜜 湿地

2021.9.4は同じ場所で両種1頭づつ飛来しました。
記録はしていませんでしたが上記以外にも特にコモクメの方はたくさん確認しています。

・参考文献
岸田泰則,2011.日本産蛾類標準図鑑Ⅱ.学研教育出版.東京.
他Webサイトなど
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–自宅の蛾– ミヤマショウブヨトウ

2020年10月22日 | ヤガ科
ミヤマショウブヨトウ Amphipyra burrowsi (Chapman, 1912)

ノハナショウブ、ハナショウブに付くため分布が局地的なのか、僕は自宅でしか確認したことがありません。
自宅では7月下旬から8月上旬頃に写真の4頭のみ得られています。
腎状紋が白い個体ばかりネットでヒットしますが、標準図鑑を見るに白くないのもいる様です。



2020.7.28 札幌市厚別区自宅


2019.7.28 札幌市厚別区自宅


2020.8.6 札幌市厚別区自宅


2019.7.23 札幌市厚別区自宅


・参考文献
岸田泰則,2011.日本産蛾類標準図鑑Ⅱ.学研教育出版.東京.
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−自宅の蛾− タテスジケンモン

2020年05月14日 | ヤガ科
去年の8月下旬、札幌市厚別区にある自宅のライトにタテスジケンモンが何頭も飛来しました。
道内に広く分布していて僕は今まで苫小牧市・むかわ町・江別市で確認していますが、個人的に巡り合わせが悪くまとまって確認したのは初めてでした。

状態がいい個体が多いことから、すぐ近くで偶発的に発生したのかもしれません。
元々は湿地性の蛾で、寄主植物はオオアワガエリ、ササ類、クサヨシが知られています。
自宅近くの草原や、自宅のフィーダー(餌台)からこぼれて発生した鳥餌のイネ科植物から発生したと推測しますが真相は不明です。

以下写真はすべてタテスジケンモン Simyra albovenosa (Goeze, 1781)



2019年8月20日
この後幕に直接産卵しました。





2019年8月27日
夕食や風呂などを済ませたりとなかなかライトを見られなかったがそれでも30分の間に7~8頭は飛来していました。
完品を見るのは初めてでした。



2019年8月27日





2019年8月27日





2019年8月27日



2019年8月27日



2019年8月27日



2019年8月27日



2019年8月27日
幕に卵を産みました。



2019年8月27日



2019年8月28日
この日は1頭のみ。

標本

♂ 2019年8月27日


♂ 2019年8月27日



♀ 2019年8月27日



♀ 2019年8月20日
後翅の色は白かったり褐色みがかっていたりしてますね。

参考文献
岸田泰則,2011.日本産蛾類標準図鑑Ⅱ.学研教育出版.東京.
堀繁久・櫻井 正俊,2015.昆虫図鑑 北海道の蝶と蛾.北海道新聞社.札幌.
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