2021年に札幌市厚別区にある自宅で採集した目ぼしいヤガ科たちです。
去年までで自宅で確認した蛾がマクロで500種に届きました。
ミクロはまだ未集計ですが、採集数事態はマクロより多いので十二分に自宅の庭だけで1000種を突破するポテンシャルはある様です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/6a/1374e1d1c55adcedb82bf4963672f3f7.jpg)
タイワンキシタクチバ Hypocala subsatura Guenée, 1852 2021.6.23
2020年当たり年で道内でも数カ所で計20頭以上確認しました。
2021年は平年並みなのか多くなくそんな中、道南以外で唯一確認したのは自宅のこの1頭だった。
前翅の模様に変異の多い種ですが、写真の個体は少ない型で僕は去年も1頭しか得られていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/e9/b3c854ee7dac9b737b4fc6b12ad9bafa.jpg)
ミヤマアカヤガ Diarsia brunnea (Denis & Schiffermüller, 1775) 2021.7.5
山地に多いモンヤガですが、平地でも時々見かけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/a5/ef871ac8b9782d6315405f9fd48d51b8.jpg)
ウスベニキヨトウ Mythimna pudorina (Denis & Schiffermüller, 1775) 2021.7.25
湿地性とされますが、草原でも生息している可能性がある様です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/92/abf6a71e91f2672e8b1e221081de4e7e.jpg)
マダラキボシキリガ Dimorphicosmia variegata (Oberthür, 1879) 2021.7.26
今年は当たり年なのか色々な場所で多かった。
自宅でも旬の時期は毎日よく飛来し、10頭ほど確認した日もありました。
メスでは写真の様な変異も見られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/f0/f98b19a7957beef1b092c63e16901f6e.jpg)
ヒメシロシタバ Catocala nagioides Wileman, 1924(左の1頭のみ)とエゾシロシタバ Catocala dissimilis Bremer, 1861 2021.7.28
ヒメシロは今年2頭飛来しました。
エゾシロシタバは毎年よく飛来し、自宅で一番多いカトカラです。
次に多いはずのマメキシタバは今年はゼロ。
今年マメキシタバは道東では普通に見かけましたが、札幌近郊や道南では一度も遭遇しませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/fd/46571ed8a73c5cbec9eebc3b6229a8bc.jpg)
ミヤマキシタバ Catocala ella Butler, 1877 2021.8.8
去年は湿地性の蛾が多数得られたが今年は多くなかった。
そんな中本種はハンノキに付き湿地性とされていて自宅初確認の種類でした。
これで自宅で得られたカトカラは12種目です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/8c/68f6289430ef06f334cdaa6f6574e898.jpg)
タテスジケンモン Simyra albovenosa (Goeze, 1781) 2021.8.29
2019年に一時的に発生していましたが2年越しに1頭のみ得られました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/45/eb696c5f5d60b6af9f28f48adc896d3f.jpg)
オオテンクロアツバ Rivula sugii Kishida, 2010 2021.8.30
自宅では2019年初夏に1頭採れて以来。
あまり見る機会のない蛾です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/a4/578b4e02148cc7473b9c361ba820b203.jpg)
オオムラサキキンウワバ Autographa amurica (Staudinger, 1892) 2021.9.13
美しい。
ライトトラップ機材を持っていなかった頃、自宅から見える位置にある林や少し離れた湿地や草原で何度も外灯回りをしてましたが本種には遭遇したことがありません。
こんな経験が頻発しております。
蛾って奥が深い世界ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/af/1a9d429317f4448a7472b3a6db92aa90.jpg)
オオキクギンウワバ Macdunnoughia crassisigna (Warren, 1913) 2021.10.4
2015年10月19日に自宅で1頭見て以来。
何となく色味が濃くもしやと思い確認するとビンゴでした。
中々縁のない蛾です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/ca/8358a384c39e89333874053e132a7e08.jpg)
ナカオビキリガ Dryobotodes intermissa (Butler, 1886) 2021.10.7
自宅では3度確認しています。
元々道内では胆振・日高地方に生息する蛾の様です。
近所の林でも確認しましたが標本はなく、札幌市とその近郊では自宅(標本2頭所持)が唯一の産地となる様です。
自宅を代表する蛾はナカオビキリガで間違い無いですね!
(道内の胆振・日高地方以外の記録は他に夕張市で一例の記録があります。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/23/617196f674079a4b93f7017d62e88144.jpg)
キマエキリガ Hemiglaea costalis (Butler, 1879) 2021.10.26
糖蜜に飛来しました。
レア度関係なく好きな蛾が自宅で採れると嬉しい。
去年までで自宅で確認した蛾がマクロで500種に届きました。
ミクロはまだ未集計ですが、採集数事態はマクロより多いので十二分に自宅の庭だけで1000種を突破するポテンシャルはある様です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/6a/1374e1d1c55adcedb82bf4963672f3f7.jpg)
タイワンキシタクチバ Hypocala subsatura Guenée, 1852 2021.6.23
2020年当たり年で道内でも数カ所で計20頭以上確認しました。
2021年は平年並みなのか多くなくそんな中、道南以外で唯一確認したのは自宅のこの1頭だった。
前翅の模様に変異の多い種ですが、写真の個体は少ない型で僕は去年も1頭しか得られていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/e9/b3c854ee7dac9b737b4fc6b12ad9bafa.jpg)
ミヤマアカヤガ Diarsia brunnea (Denis & Schiffermüller, 1775) 2021.7.5
山地に多いモンヤガですが、平地でも時々見かけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/a5/ef871ac8b9782d6315405f9fd48d51b8.jpg)
ウスベニキヨトウ Mythimna pudorina (Denis & Schiffermüller, 1775) 2021.7.25
湿地性とされますが、草原でも生息している可能性がある様です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/92/abf6a71e91f2672e8b1e221081de4e7e.jpg)
マダラキボシキリガ Dimorphicosmia variegata (Oberthür, 1879) 2021.7.26
今年は当たり年なのか色々な場所で多かった。
自宅でも旬の時期は毎日よく飛来し、10頭ほど確認した日もありました。
メスでは写真の様な変異も見られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/f0/f98b19a7957beef1b092c63e16901f6e.jpg)
ヒメシロシタバ Catocala nagioides Wileman, 1924(左の1頭のみ)とエゾシロシタバ Catocala dissimilis Bremer, 1861 2021.7.28
ヒメシロは今年2頭飛来しました。
エゾシロシタバは毎年よく飛来し、自宅で一番多いカトカラです。
次に多いはずのマメキシタバは今年はゼロ。
今年マメキシタバは道東では普通に見かけましたが、札幌近郊や道南では一度も遭遇しませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/fd/46571ed8a73c5cbec9eebc3b6229a8bc.jpg)
ミヤマキシタバ Catocala ella Butler, 1877 2021.8.8
去年は湿地性の蛾が多数得られたが今年は多くなかった。
そんな中本種はハンノキに付き湿地性とされていて自宅初確認の種類でした。
これで自宅で得られたカトカラは12種目です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/8c/68f6289430ef06f334cdaa6f6574e898.jpg)
タテスジケンモン Simyra albovenosa (Goeze, 1781) 2021.8.29
2019年に一時的に発生していましたが2年越しに1頭のみ得られました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/45/eb696c5f5d60b6af9f28f48adc896d3f.jpg)
オオテンクロアツバ Rivula sugii Kishida, 2010 2021.8.30
自宅では2019年初夏に1頭採れて以来。
あまり見る機会のない蛾です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/a4/578b4e02148cc7473b9c361ba820b203.jpg)
オオムラサキキンウワバ Autographa amurica (Staudinger, 1892) 2021.9.13
美しい。
ライトトラップ機材を持っていなかった頃、自宅から見える位置にある林や少し離れた湿地や草原で何度も外灯回りをしてましたが本種には遭遇したことがありません。
こんな経験が頻発しております。
蛾って奥が深い世界ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/af/1a9d429317f4448a7472b3a6db92aa90.jpg)
オオキクギンウワバ Macdunnoughia crassisigna (Warren, 1913) 2021.10.4
2015年10月19日に自宅で1頭見て以来。
何となく色味が濃くもしやと思い確認するとビンゴでした。
中々縁のない蛾です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/ca/8358a384c39e89333874053e132a7e08.jpg)
ナカオビキリガ Dryobotodes intermissa (Butler, 1886) 2021.10.7
自宅では3度確認しています。
元々道内では胆振・日高地方に生息する蛾の様です。
近所の林でも確認しましたが標本はなく、札幌市とその近郊では自宅(標本2頭所持)が唯一の産地となる様です。
自宅を代表する蛾はナカオビキリガで間違い無いですね!
(道内の胆振・日高地方以外の記録は他に夕張市で一例の記録があります。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/23/617196f674079a4b93f7017d62e88144.jpg)
キマエキリガ Hemiglaea costalis (Butler, 1879) 2021.10.26
糖蜜に飛来しました。
レア度関係なく好きな蛾が自宅で採れると嬉しい。