北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

北海道のゴミムシ① オオマルガタゴミムシ

2020年03月31日 | オサムシ科

オオマルガタゴミムシ Amara gigantea Motschulsky, 1844 2018.9.28 恵庭市
外灯下で採集しました。
野外写真
ネット上での道産個体は恐らく本ブログのみで、本州産の個体ばかりヒットします。
南は九州まで分布していて、南方寄りのゴミムシかと思いきや、道内では東部でも確認されているので広く生息しているようです。
主に札幌近郊がフィールドの僕はこの一度しか見たことがないので、恐らく僕の行動範囲では個体数は多くないようです。

・参考文献
保田信紀・松本英明,2005.北海道産歩行虫類支庁・島嶼別分布表(2005).層雲峡ビジターセンター研究報告.
上野俊一・黒澤良彦・佐藤正孝,1985.原色日本甲虫図鑑Ⅱ.保育社.
など
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秋の厚別南緑地

2020年03月12日 | 秋冬のライトトラップ ・外灯回り・糖蜜
厚別南緑地はその名のとおり札幌市厚別区厚別南にある緑地です。
林内は薄暗く、枯れ木が多いのでキツツキ類の観察にはいい森です。
森を分断するように陽だまりロードというサイクリングロードが通っていてサイクリングやジョギングはもとより、通勤通学での利用も目につきます。(2019年10月27日)


美しいイチョウ並木
ここは陽だまりロード、この並木を抜けると緑地です。



厚別南緑地の入り口
左右には小道があります。
サイクリングロードをそれ、右側にある道へ入っていきます。



ホコリタケとケムリタケ二つの呼び名があるのでしょうか。
よく分かりません。


押すと煙状に胞子が出て面白い。
このキノコの中にはテントウダマシの仲間が入っていることがあるらしいです。



赤い実
名前分かりませんでした。

追記2021.9.23:ツルアリドオシという植物でした。



オオアマドコロでしょうか。
とてもきれいです。
先ほど撮影した赤い実が写り込んでいます。


ヨモギハシロケタマフシ
モフモフな虫えいですね。





どんぐりの帽子(殻斗「かくと」と読む)の中が面白いことになってます。
随分ときれいに仕上がっててなかなか好感が持てます。
中でイモムシ?クモ?が越冬しているのでしょうか。



起伏に富んでいて谷底には綺麗な沢水が流れています。


この沢水はとても透明度が高く濁りの「に」の字もありません。



この細い沢は落ち葉で見えなくなっていました。
冬には沢水を飲みに来る生き物の足跡が雪上に沢山付きます。



秋の森大好きです^ ^
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都市公園野鳥観察 –恵庭市–

2020年03月01日 | 冬の散策日記
恵庭の都市公園を散策しました。(2020年1月4日 恵庭市)


コガモ
氷に少し水がしみた場所を選んでますね。
滑りたくないですもんね。



オナガガモ
オナガガモは遠くからでも分かりやすいカモですね。



エゾアカゲラ
何故かオスのアカゲラが4羽狭い範囲に固まっていました。
同じ木にいても喧嘩するような仕草は見せませんでした。
キタアカゲラっぽい個体は混じっていませんでした。



アオバト
前回とは少し離れた場所にいました。
赤い木の実が好きなんですね。



ダイサギ
いつもの中心池ばかりでなく、ここも好きなようです。



スズメ
何も着てないのに着込んでいる様に見えますね。



ハシブトガラ



ヒレンジャク
15羽くらいの群れでキレンジャクは混じっていませんでした。



スズメバチの巣

・今回園内で確認した野鳥
シジュウカラ、ヤマガラ、 ハシブトガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、キクイタダキ1、アカゲラ♂4、コゲラ1、アオバト♀1、ヒレンジャク小群れ、ツグミ、ヒヨドリ、シメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、トビ、カルガモ、マガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ♂3、マルガモ(カルガモ×マガモ)1、ダイサギ1
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