北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

フタジマネグロシャチホコ

2017年10月28日 | シャチホコガ科

フタジマネグロシャチホコ 7月29日
北海道では珍品のシャチホコガで、外灯居残り組での出会いとなりました。
寄主植物はサワフタギで、本種は今年の目標種だったので嬉しいです。


白布に止まらせて撮影しましたが前胸の色など全体的に色が違って写っています。
体色を写真で確認することが出来ないいい例になりました。
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シャチホコガのシーズン

2017年06月29日 | シャチホコガ科
6月はシャチホコガの季節。
ライトトラップでは日に25種以上飛来したこともありました。
殆どがありふれた普通種ですが、中には珍しい種も混じっているかもしれないのでやめられません。


コフタオビシャチホコ
多い。


オオアオシャチホコ
5月終わり頃に多い。


ウスイロギンモンシャチホコ
個体数は普通。


エグリシャチホコ
普通。


ナカスジシャチホコ
普通。


シロジマシャチホコ
シラカバ食いなので自宅に来てもいいレベルなのですが、実は初見です。
レア度は低めの様です。


ホシナカグロモクメシャチホコ
多い。近似のナカグロモクメシャチホコと混じることもあります。


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カバイロモクメシャチホコ・スジモクメシャチホコ

2015年06月29日 | シャチホコガ科
モクメ、オオモクメ、ナカグロモクメ、ホシナカグロモクメとは違う仲間のモクメシャチホコ。


カバイロモクメシャチホコ 2009年8月29日 札幌市厚別区
サクラ類、ズミに付く。
サクラはありふれた木でもいろいろな蛾がつくので、競争率は高いはずです。
いいシャチホコガなはずが当時からスルー対象でまともな写真がないまま今に至ります。



スジモクメシャチホコ 2010年7月25日 札幌市清田区
ハルニレ、オヒョウにつくが標準図鑑では多くないと書かれていました。
北海道ではそうは感じられませんでした。


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エグリシャチホコの仲間たち

2015年01月29日 | シャチホコガ科
エグリシャチホコの仲間~

エグリシャチホコ、クワヤマエグリシャチホコ、エゾエグリシャチホコの3種が似ていて区別がつきにくいです。
クロエグリシャチホコ、スジエグリシャチホコも少し似ている。
シロスジエグリシャチホコはわかりやすかったです。
ウスヅマシャチホコとプラウヤエグリシャチホコに関してはこちら


エグリシャチホコ 2013年7月21日 斜里町

特徴の一部として
・前翅の外横線は著しく鋸歯状に屈曲
・前翅外横線の外側に黄白色の小点の列があるが、個体によっては不明瞭

本種は前胸背の毛塊の色が白っぽいらしい。
写真の個体は外横線の外側に黄白色の小点が目立ちます。



エゾエグリシャチホコ 2013年8月19日 恵庭市

特徴の一部として
・胸部背面に黄白色の毛塊
・同属他種と比べ翅が翅が細長い
・前翅の外横線は翅頂附近より発し、太くてあまり屈曲しない
・体毛及び翅の地色はエグリシャチホコ、クワヤマエグリシャチホコに比べて橙赤色

写真の個体は胸部背面の毛塊が黄白色で外横線が太い点、さらに赤っぽい点で本種としたが暫定的です。
ネットで調べると紋がない個体もいるそうで難しい。
翅の地色も全然橙赤ではない個体もいるし翅の細長さも角度の問題かよくわからない。
難しすぎます。



クワヤマエグリシャチホコ 2011年7月26日 札幌市清田区

特徴の一部として
・翅形は短く丸みを帯びる
・色彩は黄褐色から褐色
・外横線はやや不明瞭なことが多い
・中室端にはかすかに白色の環を現わす傾向

写真の個体はエグリシャチホコとは前胸背の毛塊の色が違い、外横線の外側に黄白色の小点も見られないので違う様である。
エゾエグリシャチホコは前翅の外横線が太いというところで違う。色も橙赤色ではないてんで違う。
そしてクワヤマエグリシャチホコの特徴の外横線はやや不明瞭なことと色彩が当てはまるが、中室端の白色の環は見えない。

エゾエグリシャチホコとクワヤマエグリシャチホコの違いには決定打が見出せません。
こっちも同定は暫定的で。

もっと経験を積んで、雰囲気や感覚も交えて一種一種を見ていけたら同定作業も少し安定してくるのかな?
今年はもっと精進します!



クロエグリシャチホコ 2014年7月3日 苫小牧市

特徴の一部として
・前翅は暗紫褐色
・胸部背面に赤褐色の毛塊
・前翅後縁の内半分及び縁毛のふさ先端は橙赤色

体色、前縁の特徴などすべて当てはまるので本種で間違いないと思います。



スジエグリシャチホコ 2010年8月11日 札幌市厚別区

特徴の一部として
・クロエグリシャチホコよりも本種は体、及び翅の色がはるかに明るい栗色
・前翅の外横線及び内横線はいずれも2重で明瞭
・亜外縁部に暗帯及び黄白色の点列が明らかに認められる

クロエグリシャチホコとは先ず色が違います。前縁の赤褐色も見らえません。
本種の特徴である外・内横線2重の線、亜外縁部に暗帯及び黄白色の点列が見られることからこちらも大丈夫だと思います。



シロスジエグリシャチホコ 2011年7月23日 札幌市南区

特徴の一部として
・頭頂と頸板が白色

他種とは全く違います。
かっこよくてわかりやすい。
すっきりしますね!


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ウスヅマシャチホコとプラウヤエグリシャチホコ

2015年01月28日 | シャチホコガ科
ウスヅマシャチホコとプラウヤエグリシャチホコは似ています。
エグリシャチホコの仲間は難しいですね。


ウスヅマシャチホコ
特徴
・前翅は内横線と外横線の間がやや濃色
・横線はあまり明瞭ではない
・頭部・胸部は灰黒色で白毛をまじえる
・前翅には小室をもたない


プライヤエグリシャチホコ
特徴
・前翅の内横線と外横線の間が目立って濃色
・斑紋は明瞭
・黒みを帯びている

※それぞれ保育社と北隆館の図鑑を参考に要約

前翅の内横線と外横線の濃さ、間の色の濃さで見分けられるようです。
どうやら頭部の白毛はプライヤエグリにも出るようだ。


ウスヅマシャチホコ 2014年7月30日 苫小牧市


ウスヅマシャチホコ 2009年7月29日 札幌市南区
明暗がはっきりしていますが外横線内横線が薄く間の色も目立ちません。



プライヤエグリシャチホコ 2012年6月26日 札幌市清田区
上の2個体よりも濃いです。
でも基準がよくわかりません。
恐らくプライヤエグリシャチホコであっていると思います。

こちらもウスヅマシャチホコでした。
模様がまだまだ薄いですね。
いつかプライヤエグリシャチホコ!っていう個体がみたいです‼︎



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