北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

2022.6.25 アカバキヨトウ多数飛来

2022年12月24日 | 夏のライトトラップ ・外灯回り・糖蜜
川沿いの湿地でライトトラップを行いました(6月25日 苫小牧市)。
弱風で気温高めの好条件。


クシロモクメヨトウ Xylomoia graminea (Graeser, 1889)



ナカオビチャイロヤガ Paradiarsia punicea (Hübner, 1803)



アカバキヨトウ Mythimna rufipennis Butler, 1878
初見。
10頭以上飛来しましたが、状態のいい個体は少なかった。



シロスジキンウワバ Diachrysia zosimi (Hübner, 1822)
苫小牧の湿地では普通種ですね。



エゾコエビガラスズメ Sphinx ligustri Linnaeus, 1758



アカバキヨトウ Mythimna rufipennis Butler, 1878



オオボクトウ Cossus cossus (Linnaeus, 1758)
森林地帯でしか見たことがなかったが、開けた環境でも見られるのですね。



アカバキヨトウ Mythimna rufipennis Butler, 1878



ミヤマチャイロヨトウ Resapamea hedeni (Graeser, 1889)
まだ状態のいい個体を見たことがありません。



ヒトテンヨトウ Chalconyx ypsilon (Butler, 1879)
初見。
道内では少ない種の様です。

・2022.6.25 苫小牧市川沿いの湿地
シロスジキンウワバ、ヒトテンヨトウ1初見、クシロモクメヨトウ、ミヤマチャイロヨトウ1、アカバキヨトウ10以上初見、ナカオビチャイロヤガ、エゾコエビガラスズメ
ヤガ科の初見を2種も追加できたのは嬉しい。
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2022.6.18 今年もオオモリケンモン

2022年12月07日 | 夏のライトトラップ ・外灯回り・糖蜜
6月18日、近所の林でライトトラップを行いました(北海道北広島市)。

去年も同じ場所で同じような時期にライトラを行いました。
 2021.6.13 オオモリケンモンなど
 2021.6.19 マエジロムラサキヒメハマキ






ハンノケンモン Acronicta alni (Linnaeus, 1758)
去年の6月13日にここで多産していましたが、今回は2頭ほど。
個体数はその日のコンディションも大きく関わってきそうです。



シロジマシャチホコ Pheosia rimosa Packard, 1864



ウスムラサキノメイガ Agrotera nemoralis (Scopoli, 1763)



オオミズアオ Actias aliena (Butler, 1879)



エゾヨツメ Aglia japonica Leech, 1889



テンモンチビエダシャク Ocoelophora lentiginosaria (Leech, 1891)



ギンモントガリバ Parapsestis argenteopicta (Oberthür, 1879)



カギアツバ Laspeyria flexula (Denis & Schiffermüller, 1775)
本州以南に分布し北海道は分布から外れている蛾は数知れず…しかし本種は国内では北海道のみにしか分布していない貴重な存在の一種。



オオバトガリバ Tethea ampliata (Butler, 1878)



オオモリケンモン Acronicta omorii (Matsumura, 1926)
撤収間際に1頭飛来。
去年に続き今年も同所で得られました。
しかし少ないですね。

・2022年6月18日 19:55〜 北海道北広島市
オオモリケンモン1
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