29日、30日と何をする気にもならず、久しぶりに漫然とテレビを見ていた。
「TVタックル」のネット・カフェで夜を過ごす人達の生活から見る社会格差の実態。
NHKの政府の福祉の予算カットで苦しむ、地方の社会福祉施設で働く人達などなど。
これを見ながら、急に今まで日本の政治家がやってきたこと、来なかったことを書いて見ようと思った。
いつもながらの素人が書くことで、問題の重要性のバランスを欠いていることも、抜けが多いことも承知で思いつくまま並べて見た。
<<政治家のやって来たこと>>
1.800兆もの借金を作った。
この中には、瀬戸内海に3列もの大橋を造った費用も入っているのだろう。
個人の多重債務者ならいざ知らず、なぜ日本政府がこんなにずぶずぶと借金地獄におちこんだのだめう。
この返済に回す金があれば、福祉予算など削らずに済んだのに。
2.米国型の市場経済システム
米国の言うままに日本型市場経済でなくて、米国流そのものの経済システムを導入した。
これから起こる会社買収の際の株主優先で社員の考えの無視、社会格差など、日本人の持つの価値観に合わないと思う。
3.ばらまき型の補助金支出で、農村全体の生産性を落とした。
休耕田への補助金がよい例だ。
若者の都会への流失→高齢化→過疎化。
日本得意の工業技術を活かした農業生産の効率化
→農村の活性化
→若者の農村への復帰
→ 余剰人員の活用
など誰でも直ぐ思いつくことが何故出来ないのか。
<<政治家が放っておいたこと>>
<占領が終わり独立国になったあとの対応>
1.米国から貰った憲法の見直し
憲法改正論議と現実
2.日本の防衛問題
米国から護って貰うことを前提にして、軍事力を放棄した憲法など独立国で考えられるだろうか。
3.少子化、高齢化の対策
少子化、高齢化が進むことは、とうの昔に判っているのに、手を着けなかったこと。
今やっと手を付け始めたが、おざなり、小手先の対策だけ。
4.米国お仕着せ教育制度
米国お仕着せで、日本の古来の価値観の良い所を無視した教育制度。
これも、今やっと手を付け始めたが、おざなり、小手先の対策だけ。
5.先進国の中で極端に少ない消費税率。
所得税、法人税、株取得に関する税などとかく不公平と言われる間接税を廃止または、減税して、何故公平な直接税である消費税をもっと上げないのか。
6.バブル時の異状な経済状況を放置。
7.天下りを余儀なくさせる異状な官僚の人事管理システム
8.一党支配の政治情勢の放置
<最近の世界情勢の変化への対応>
1.中国、インドなどの潜在的経済大国への対応
経団連の言うことを聞いて、小手先の対応だけ。
基本的な戦略がない。
2.日本の将来の防衛問題
今後とも米国に頼って行くのか。
ローマ帝国の例ではないが、米国が未来永劫世界のリーダーで有り続けるのか。
<<私の提案>>
以上数えれば切りのないほど、政治家がやったこと、やらなかったことの問題点が多過ぎる。
私はこれに関連して二つの提案をしたい。
1.シンク・タンクの設置
政治家は、日々の問題の処理に追われて、大局的に考える時間がないし、日本人の特性として、腰を据えて長いスパンで考えるのが苦手だ。
政府は、その対策として、中央教育審議会を設置したが、その答申にあるように、ゆとり教育→学力向上→英語教育など、場当たり式の思いつき提案ばかりだ。
その後設置された教育再生会議も全く同じ、目先の問題の対処だけに追われている。
安倍さんの指示で出来た、集団的自衛権と憲法解釈の関係に関する諮問機関も出来る前から、マスコミの批判を浴びている状態だ。
これを考えるとどうしても、政権党とは無関係で、長期的視野で見た日本の進み方に関するシンク・タンクの設置が望ましい。
その場凌ぎの政治から抜け出すために
2.政権交替
もし政権交替があったとすれば、上記の様な問題の幾つかは解決されているような気がする。
もし仮に民主党が政権を取る→新しい眼で今までのやり方の見直し→自民党の批判→自民党の政権復帰→民主党の批判
そこで起こるのは政治の活性化→よりよい方向への日本の軌道修正だ。
昔は自民党対社会党と言う全く違った価値観を持つ政党の対立だった。
この時の政権交代は、日本に混乱を起こすのは落ちだ。
今は少し頼り無いが、自民党とは価値観も余り変わらない民主党が第二党となった。
今がチャンスだと思う。
<<頼り無い民主党>>
問題は頼り無い民主党。
自民党政権を倒す為には手段を選ばず、不人気の社民党と手を繫いで、支持率をまた落とす。
審議拒否でまた支持率を落とす。
岡田さんの時、所得税増税を訴えて、大勝したことを忘れて今度は本心が見え見え、大衆迎合の減税提案。
その案の不備を自民党から指摘されてまた、支持率を落とす。
これは私が何度も言う様に、自民党との対決姿勢に囚われて、肝心のお客様の国民の方を向いて居ないから起こることだ。
それに気がついている思われる若手党員もいるようだが、それがトップに反映されていない、硬直した体制などなど。
日本のために、民主党の一層の自省と奮起を期待したい。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。↓
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「TVタックル」のネット・カフェで夜を過ごす人達の生活から見る社会格差の実態。
NHKの政府の福祉の予算カットで苦しむ、地方の社会福祉施設で働く人達などなど。
これを見ながら、急に今まで日本の政治家がやってきたこと、来なかったことを書いて見ようと思った。
いつもながらの素人が書くことで、問題の重要性のバランスを欠いていることも、抜けが多いことも承知で思いつくまま並べて見た。
<<政治家のやって来たこと>>
1.800兆もの借金を作った。
この中には、瀬戸内海に3列もの大橋を造った費用も入っているのだろう。
個人の多重債務者ならいざ知らず、なぜ日本政府がこんなにずぶずぶと借金地獄におちこんだのだめう。
この返済に回す金があれば、福祉予算など削らずに済んだのに。
2.米国型の市場経済システム
米国の言うままに日本型市場経済でなくて、米国流そのものの経済システムを導入した。
これから起こる会社買収の際の株主優先で社員の考えの無視、社会格差など、日本人の持つの価値観に合わないと思う。
3.ばらまき型の補助金支出で、農村全体の生産性を落とした。
休耕田への補助金がよい例だ。
若者の都会への流失→高齢化→過疎化。
日本得意の工業技術を活かした農業生産の効率化
→農村の活性化
→若者の農村への復帰
→ 余剰人員の活用
など誰でも直ぐ思いつくことが何故出来ないのか。
<<政治家が放っておいたこと>>
<占領が終わり独立国になったあとの対応>
1.米国から貰った憲法の見直し
憲法改正論議と現実
2.日本の防衛問題
米国から護って貰うことを前提にして、軍事力を放棄した憲法など独立国で考えられるだろうか。
3.少子化、高齢化の対策
少子化、高齢化が進むことは、とうの昔に判っているのに、手を着けなかったこと。
今やっと手を付け始めたが、おざなり、小手先の対策だけ。
4.米国お仕着せ教育制度
米国お仕着せで、日本の古来の価値観の良い所を無視した教育制度。
これも、今やっと手を付け始めたが、おざなり、小手先の対策だけ。
5.先進国の中で極端に少ない消費税率。
所得税、法人税、株取得に関する税などとかく不公平と言われる間接税を廃止または、減税して、何故公平な直接税である消費税をもっと上げないのか。
6.バブル時の異状な経済状況を放置。
7.天下りを余儀なくさせる異状な官僚の人事管理システム
8.一党支配の政治情勢の放置
<最近の世界情勢の変化への対応>
1.中国、インドなどの潜在的経済大国への対応
経団連の言うことを聞いて、小手先の対応だけ。
基本的な戦略がない。
2.日本の将来の防衛問題
今後とも米国に頼って行くのか。
ローマ帝国の例ではないが、米国が未来永劫世界のリーダーで有り続けるのか。
<<私の提案>>
以上数えれば切りのないほど、政治家がやったこと、やらなかったことの問題点が多過ぎる。
私はこれに関連して二つの提案をしたい。
1.シンク・タンクの設置
政治家は、日々の問題の処理に追われて、大局的に考える時間がないし、日本人の特性として、腰を据えて長いスパンで考えるのが苦手だ。
政府は、その対策として、中央教育審議会を設置したが、その答申にあるように、ゆとり教育→学力向上→英語教育など、場当たり式の思いつき提案ばかりだ。
その後設置された教育再生会議も全く同じ、目先の問題の対処だけに追われている。
安倍さんの指示で出来た、集団的自衛権と憲法解釈の関係に関する諮問機関も出来る前から、マスコミの批判を浴びている状態だ。
これを考えるとどうしても、政権党とは無関係で、長期的視野で見た日本の進み方に関するシンク・タンクの設置が望ましい。
その場凌ぎの政治から抜け出すために
2.政権交替
もし政権交替があったとすれば、上記の様な問題の幾つかは解決されているような気がする。
もし仮に民主党が政権を取る→新しい眼で今までのやり方の見直し→自民党の批判→自民党の政権復帰→民主党の批判
そこで起こるのは政治の活性化→よりよい方向への日本の軌道修正だ。
昔は自民党対社会党と言う全く違った価値観を持つ政党の対立だった。
この時の政権交代は、日本に混乱を起こすのは落ちだ。
今は少し頼り無いが、自民党とは価値観も余り変わらない民主党が第二党となった。
今がチャンスだと思う。
<<頼り無い民主党>>
問題は頼り無い民主党。
自民党政権を倒す為には手段を選ばず、不人気の社民党と手を繫いで、支持率をまた落とす。
審議拒否でまた支持率を落とす。
岡田さんの時、所得税増税を訴えて、大勝したことを忘れて今度は本心が見え見え、大衆迎合の減税提案。
その案の不備を自民党から指摘されてまた、支持率を落とす。
これは私が何度も言う様に、自民党との対決姿勢に囚われて、肝心のお客様の国民の方を向いて居ないから起こることだ。
それに気がついている思われる若手党員もいるようだが、それがトップに反映されていない、硬直した体制などなど。
日本のために、民主党の一層の自省と奮起を期待したい。
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