普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

政治家のホームページとブログ拝見

2008-01-22 15:08:20 | 情報、マスコミ

 1月16日の政治とインターネットでインターネットを通じた政治家と国民の交流の必要性に付いて書いたが、政治家がどう言うホームページをもって国民に訴えようとしているか自民党、民主党の良くテレビなどに出て知られている各9人づつ選んで調べてみた。
 自民党から麻生太郎さん
石破茂さん石原伸晃さん小池百合子さん佐藤ゆかりさん高市早苗さん山本一太さん平沢勝栄さん、  渡辺喜美さん
 民主党から岡田克也さん前原誠司さん長妻昭さん安住淳さん野田佳彦さん原口一博さん浅尾慶一郎さん細野豪志さん枝野幸男さん。 

 皆それぞれ工夫を凝らした独特のスタイルを持っているが、ここでは読書側の立場で考えて見た。

 一般国民が政治家のホームページを見ようとする動機は政治家が何を考えどういう言う人なのかを知りたいためだと思う。
 その為には当たり前だが第一に自分の政策を明らかにすることだ。
 然し、18の政治家のホームページの中ではっきりと自分の政策を打ち出した人は、何故か10人しかいない。
 多分これは自分の属する党の政策と同じだと言うのかも知れないが、上記の人達の中には党の意見と違う、党から言えば不規則発言をしているも可なりいるのだが、彼らを選ぶ人は何を基準にしたら良いのだろう

 次に自分がどんな人であることを他人に知って貰う事だ。
 その為に自分の言葉で自分のことを話すか、過去の活動実績を知って貰うかだ。
 然し後者は皆、読者から言えば自慢たっぷりのだらだらした記録を辛抱して読んでくれる奇特な人がいるだろうか。
 その点から考えると自分の言葉で自分を知って貰う方が早道で且つ有効的と思うが、そうした人は僅か7人しかいなかった。
 その議員たちは、政見や行動を見て貰えれば自分の全体像を知って貰えるとでも思っているのだろうか。

 いずれにせよ彼らのホームページを読んだ人達は候補者に何か聞いて貰いたいことがあるかも知れない。
 そのコメント投稿への入り口のボタンをはっきり明示してあるホームページは7つしか無かった。
 ボタンはを見つける事が出来なかった、或いは全く無かったのに気づいた読者はその候補者が一般国民のことを真剣に考えているのかと疑うだろう。
 そうすれば、折角候補者に関心を持って、ホームページを訪問してくれた、有権者を一人無くす可能性が生れる。
 逆に投書またはEメールを受け入れてくれ、出来ればそれに対しての何らかの反応があれば、政治家は確実に一票を稼ぐのは間違いないだろう。

 実はこのブログを書こうとした動機の一つは私の賛成、平沼新党立ち上げ のブログのコピーを厚かましく平沼さんに送ったところ、思いがけなく、平沼さん自身またはその秘書(もし平沼さん自身で書かれたのだったらごめんなさい)から「貴方のメールをじっくり読みました。私は私なりの考え方で焦らずにじっくり構えて行くつもりです。」との丁寧な返事のメールを頂いたことだ。
 如何にも平沼さんらしい、誠実さだ
 もし、私が彼の選挙区にいたらもう絶対に平沼さんに投票するだろう。
 仮に平沼新党反対の投書やメールを送った人でさえころっと平沼さん信者になるかもしれない。
 それだけでなく、この返事を貰った事実に人に話す事も考えると単なる一票でなく数十票になるかも知れないのだ。

 その点から言えば、民主党の岡田さんはその別にブログを持ち、コメントを受け入れていて、然もそれを削除せずに残しているのは賢明だ。
 彼のブログにコメントを受け入れてられた人は、彼の有力な支持者になるだろう。
 もし、彼にとって不利なコメントずあれば削除すれば済む事だ。
 
彼がそうしているかどうかは知らないが。
 もし彼が、自分にとって、
少々な不利なコメントでも残しておけば、それは彼のフェアさと自信を示すことになると思う。
 山本一太さんや佐藤ゆかりさんもブログを持っているがコメントは受け付けてないようだ。
 コメントの管理は秘書で十分できるのに。
 なお山本さんは人気ブログランキングに参加しいてるが、日常の行動の報告だけでなく、差し支えない範囲で自分の感想や意見をもっと入れれば、私のなど余程暇な時しか見ない人も、更新の都度見るようになり、その知名度と相まってランキングは急上昇することは間違いないのだが。

 私自身は何度か、自民党や民主党やその党員にメールを送ったがその大半は無視か、返事があっても型通りの文章だ。
 それでも私は良いと思っている。
 政党や国会議員は返事を出さなくても、それを党の幹部や本人が見なくても、何らかの形で収集、分析して党員たちにフィードバックするシステムがあれば、かっての国民政党が今や一小左派政党になった党のように、党や議員達が国民から遊離せずに足が地についた活動が出来る助けになるからだ。

 18のホームぺージを見た全般的な感想は、独りよがりで面白くないのものが多く、余程の支持者でも無い限り(いや支持者でさえも)議員のホームページを読まないだろう。

 自由、民主の両党とも、選挙中のホームページの更新を認める方向で動いているそうだ。

 次期の選挙を目指す国会議員は本来の目的の支持者増加のためと、国民の意見を吸い上げて政策立案に資するとか、首を捻るような国会内外の言動をしないためにも、そのホームページを充実し活用すべきだと思う。

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