今日の読売新聞は加藤・山崎氏が新党視野、来月にも新たに勉強会 で自民党内で政界再編成の動きを報じています、。
[政界再編を目指すグループ]
それと解説記事によると次のグループがあるそうですが、その各グループの動き(青字)に付いて私の感想(黒字)を纏めて見ました。
・行き過ぎた市場原理主義の是正(賛成、多分自民党員の多数も賛成)を目指す加藤さんと山崎さんのグループ
山崎さんは定額給付金反対(山崎さんと同意見、多分自民党員の多数も同意見)、加藤さんは小泉改革の負の部分の修正(賛成、私は安倍さんの時代にこのことを書きましたが、加藤さんは自民全盛の時代に何故言わず、自民危機の今になって言うのでしょうか?)を主張
・官僚組織の構造改革の推進(賛成、族議員を除いて多分自民党員の多数も賛成?)を目指す中川秀直さんや渡辺喜美さんのグループで「大き過ぎる政府」に戻そうとすることに反対(これは今の経済・雇用危機の時は一時期は見送らざるを得ないこともあると思います)
・財政再建の堅持(賛成、麻生さんも与謝野さんの主張を入れて3年後の消費税増税を約束しました、自民党の多数は反対?)を主張する与謝野さん、園田さん、後藤田さんのグループ
・道路特定財源の一般財源化(賛成、族議員を除いて多分自民党員の多数も賛成)、速やかな政策実現を求める(賛成)中堅・若手グループ
の各グループがあり、それにの複数のグループに入っているひともあるようです。
[麻生さんと自民党へ]
これらの各グルーフの動きを見てみると、消費税増税の他の件については、族議員などを除いては自民党の多数も賛成し、麻生さんそれに乗っても全く可笑しくない事ばかりです。
それが何故自民党を離れて政界再編せねばならぬか、政治の素人には全く判りません。
彼らが党を離れて自分たちの主張が実現できると思っているのでしょうか?
それとも民主党に入って自分の主張のために、その他の気に入らない民主の政策実現に協力するのでしょうか?
マスコミの言うように上の述べた動きは、各個人の選挙目当ての行動かも知れませんが、彼らの動きが選挙区民から支持されていると思っているのでしょうか?
事実は各県連からの党本部への抗議に現れていると思います。
麻生さんも自民党の流れを見てそれに乗り、党内の基盤が弱いとは言え、リーダーシップを発揮できる情勢だと思います。
そのためには中川秀直さんや渡辺喜美さんなどに取り込んで協力を頼むなど思い切ったとをやれば良いと思います。
唯一答えは判っていても処理に難しい問題は、不人気の定額給付金と道路問題と構造改革への族議員の抵抗だと思いますが、そこに麻生さんの強い決意があれば、多数の党員だけでなく世論の支持もあり突破出来ない事ではないような気がします。
麻生さんは自民党内の反対や支持率低下に繋がりかねない3年後の消費税増税を約束しました。
その他の件についてもその勢いで進んで欲しいと思います。
何度も言いますが、今の閉塞状態にある日本で国民が一番求めているのは、指導者の強いリーダーシップであり、自民党としては一致団結して麻生さんがリーダーシップを取れる様に支えてその支持率を上げることに専念すべきだと思うのですが。。
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