小沢さん起訴相当の検察審査会の議決がでました。
丁度その日に、「鳩山さん無罪!!でも残る疑問」を投稿し、何はともあれ鳩山さんは無事無罪決定。そして鳩山さんと同じように「知らなかった」と言い続ける小沢さんもまた同じ道を辿るのでしょうか?と書いたばかりでした。
そんな私が小沢さんの問題そのままスルーするのはいくら小ブログとは言え、無責任のような気がして小沢さんの問題も書く事にしました。
とは言ってもこの件では読売、朝日、毎日、産経が全ての社説に取り上げているので、私がこれ以上書くのは止めて、検察審査会の決議に対する一般とテレビでの批判を中心に取り上げてみたいと思います。
Twitter
昨夜のTwitterではほぼ90%近くが審査会の決議への批判でした。
・検察の鳩山政権の改革潰しの陰謀
・マスコミの情報操作で洗脳された審査会の人達
・昨夜のNHKで決議支持者の発言の報道ばかりで、批判者の発言が少なかった
・疑わしければ起訴しろというのが、市民感覚?
などなど、何しろ自分の自身の意見も書かずに、「拡散」とかで人の書いたものをそのままコピペするのですから、一気に同じ意見が拡がるのでしょう。
それが今日は一転、審査会支持の意見が約70~80%。
事件発生の日の(意見の正否は別として)付和雷同型の発言から、次第に自分自身の意見を書き込む(つぶやく)のがTwitterの傾向のようです。
今朝のテレ朝のスーパーモーニング
・田中喜代重弁護士:検察は小沢さんの秘書の石川知裕さんは資金操作の許可を得ていたと言う証言を得ていたが、証拠不十分で無罪としたと解説。
・鳥越さん:「決議の中で絶対権力者の小沢さんに無断で秘書が資金の流れの隠蔽工作をする必要も理由もないと言うには論理の飛躍がある。議決の内容は、証拠にもとずかない感情的・情緒的な判断だ。」 (決議の言葉尻を捉えたもので、秘書達が小沢さんの了解を得たことは決議でもはっきり書いてある。検察が立件できなかったのはそれを証明する物的な証拠が無かっただけ。それを証拠がないと攻撃すれば審査会の存在価値がなくなる。)
落合恵子さん:「マスコミによって誘導された小沢は悪というイメージに影響されただけ。日本は怖い国。」、「これには我々のマスメディアの報道の仕方にも影響があると思うが。」 (後半部分は賛成、私も前から報道や批評の公平を期するためには、反対側からみた報道や、批評するにも「スーパーモーニング」で言えば鳥越さんと反対の意見の人も必ずいれること。落合さんもマスコミによる国民誘導はしないように、自分の出演するテレビ朝日に申し入れるべき。)
森永卓郎さん:「違う意見があるはずなのに、11人の全員一致なんて気持ち悪い。」 (逆に無作為に抽出された11人全員の意見が一致した重みもあると思うべき。)
テレ朝の午後の「ワイドスクランブル」
(テレビ朝日の解説委員の)川村晃司さん:検察審議会の決議の中の絶対権力者の表現を取り上げて、鳥越さんの全く同じ論法で審議会の在り方を激しく攻撃。
大沢弁護士:検察の特に政治に関わる恣意的なやり方を正すために、市民感覚を持つ審議会制度が出来た
と両者で激論。(下記のように同じ番組内で意見の対立があるのは報道の公正性を保つためには良い事。然しどう考えても大沢さんの意見が正しく、川村さんの意見の方が偏っている。)
[私の意見]
・マスコミ、特にテレビへ
Twitterでの意見はブログなどの意見に比べると、意見の傾向の振れが大きいようです。
そして国民の意見は今のところマスコミ報道で形作れて行きます。
増して政治に関心のない人達がマスコミの報道、特にテレビの報道で大きく動かされるのは、小泉さんの郵政改革での大勝、安倍さんの政治と金の選挙で大敗と大きく振れる傾向がどうも固定化しそうな気がします。
こんどの参院選も鳩山政権も最大野党の頼り無い現状では、僅差の勝負になるか大差で終わるか全く判らない状況のようです。
そしてそれに大きな影響を与えるのはマスコミ報道とくにテレビの報道です。
麻生政権の時のマスコミ特にテレビのバッシングは眼に余りました。
そして麻生さんは大敗しました。
然し鳩山政権は政治主導の行政改革では国民の期待に応えていますが、国の盛衰や存亡に関わる重大な経済、安全保障の政策ではもうボロボロ。
それに比べるとあれだけマスコミか攻撃された麻生政権の政策の方が(公明党提案の定額給付金、国立マンガ喫茶などはありましたが)総体的に見ると遥かに鳩山政権のそれより優れていることが判ってきました。
選挙の結果はマスコミ、特にテレビの麻生政権への異常な攻撃もあり民主党大勝。
その結果の世論調査では、民主党に勝たせ過ぎたと言うのが6~70%。
報道関係者は日本の将来のために、もっと公平、正確な報道をすべきだと思います。
・谷垣さんへ
それにしてもガタガタの鳩山政権への不満の吐け口が(旧態依然で支持率が一向に上がらないところみると)自民党へ不満の形で向けられているような気がします。
そして首相に相応しい人として谷垣さんに対しては1%の支持しかないのは、谷垣さんの指導力に疑問符を投げかけられているような気がします。
特に今度離党したけれど、参院選に自党員や支持者が立たないところでは、自民党支援を表明している与謝野さんや舛添さんの除名処分を見ると、参院選で連立政権の過半数を阻止するという当面の目標ももう投げているような気がします。
谷垣さんは自党だけで参院過半数を取れる目算を立てているのでしょうか。
野党第一党としての反民主勢力を纏めるという責任を考えているのでしょうか。
そして自党の支持率向上のためにどうすれば良いか考えているのでしょうか。
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