釧路の人に言わせると「帯広の豚丼よりこっちの方が断然美味い!」んだそうです。白糠町発祥、今は釧路市内にも店舗のあるレストラン「むーんらいと」の豚丼。なぜか「この豚丼」という商品名が名付けられています。岐阜産のたまりを使っているとかで、僕らにも無縁の品ではありません?
豚丼に限らず北海道の丼物はだいたい本州の人間には甘すぎるんだけれど、この豚丼もそう。でも、それを除けば上質で味わい深い品ですよ。豚は赤身のしっかりしたロース肉、その薄切り(トンカツ用肉の半分くらいの厚み)を炭焼きして甘辛いタレに絡めてご飯の上に。ツヤツヤとしたビジュアルに食欲がそそられます。写真は脇田さんが「ご飯半分で」と注文したので少なめですが、普通に頼めばボリュームもけっこうなもの。肉は写真の4枚と、6枚から選べます。ただし値段はちょっと高くて、4枚で1,100円だったかな。800円前後で食べられる店も多いですから、そこをどう受け取るかですね。