せせらぎ街道沿いにありいつも大盛況の道の駅「明宝 磨墨の里公園」に先月下旬、新しいテナントができました。その名は「おに助」。めいほうスキー場と同じ会社が運営する、おにぎり専門店です。
この店のこだわりは明宝小川地区(弓掛川上流部に広がる集落。馬瀬川水系になるが旧明宝村の一部)で育てられたコシヒカリ「日出雲のめぐみ」を使用していること。具にも「南蛮味噌炙り」「明宝産の梅干」など郷土色あるものが見られます。おにぎりは注文を受けてから握られるので、ほんのり温か。コンビニおにぎりより少し大きめです。
僕がいただいたのは「ふき味噌炙り」230円と「明宝ハム天」250円。評判のブランド米というだけあってご飯は確かに美味いですね。パンチがあるというよりも、噛みしめるほどにしみじみ味わい深い感じです。海苔もまずまず。ただし具には注文をつけたい点があります。明宝ハム天もふき味噌も単品のおかずとしては美味いんだけれど、「日出雲のめぐみ」の繊細な風味とのマッチングをもっと追求できそうな気がするんです。現状では、もしかしたらシンプルの極み「塩」230円を選ぶのがいちばん感動できるのかも。次回は食べてみようっと。
そんなわけで、200円台というプライスをどう評価するかは意見が分かれそう。ともあれ地元米のおにぎり屋というのは注目すべき試みですから、頑張ってほしいですね。