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音楽プロデューサーの木崎賢治さん

2021年01月14日 | TV・ラジオ・CM・映画

J友さん情報によると、今日発売の週刊新潮と女性セブンに、ジュリーの記事が載っているそうです。

こちらもJ友さん情報、昨日のNHKラジオ「イチ押し 歌のパラダイス」で、プロデューサーの木崎賢治さんが昨日のゲストでした。ブログでお知らせするのをスッカリ忘れていましたが、NHKの番組HPで聴けます。昨日は、緊急事態宣言のせいで番組は15分も遅れて始まり、このまま中止かと思いました(^_^;) 木崎さんのプロデュースの「勝手にしやがれ」のお話などが聴けました。

木崎さんのお話を聞いていたら、月曜の番組で見たばっかりの、輝くように晴れやかな顔で歌うジュリーの「勝手にしやがれ」が浮かびました。(^-^) まさか、ジュリーが上手く歌えないんじゃないかと思われていたなんて。。 こういう裏話があったんやね。

(簡単にまとめました。)

「イチ押し 歌のパラダイス」1月13日

ゲストは音楽プロデューサーの木崎賢治さん。
東京都のお生まれ、数多くのヒット曲を生み出されています。

売野:作品の書き方を教えてくださった、木崎さんは恩人です。
木崎:売野さんはオシャレで、ブルータスから出てきたみたい。

木崎さんに、プロデュースした3曲を選んで頂きました。
音楽プロデュースとしての出発点になった。
沢田研二さんの「勝手にしやがれ」
※ジュリーの経歴紹介、1977年のリリース、週刊チャート1位

売野:阿久悠さんの詞が素晴らしい。木崎さんから色々
教わったんですが、阿久さんは、詞に理論とロジック、
ロジックがなければダメ、感情だけに流されないでロジックがないと
詞は成立しないと、それ以降の指針になる言葉を木崎さんから頂きました。
ポップな阿久さんを、目ざしたらいいんじゃないのと言われた。

木崎:この曲はプロデューサーの僕を作ってくれた曲。
阿久悠さんから詞をもらって、すごいサッパリしてて
ぱっと見ただけですぐ読めて、意味がよくわかって
情感があまりないと思ったのに、メロディーがつくと
かなり端折った詞に、メロディーという情感がついて
より立体的に聞こえるようになった。
沢田研二が上手く歌えないんじゃないかと、すごい不安だった。
今までの歌い方から、男らしく歌えて
女々しい男をカッコヨク歌えた。
メロディーがナイーブで、船山さんのアレンジで
パワフルにすることで、ナイーブさとでパワフルさ
弱さと強さ。
詞にメロディーがつき歌って変化していったので、
詩の意味、曲の意味、アレンジの意味、歌うことの意味が
すごく良くわかった。

売野:三位一体、沢田さんの声がすごくセクシーで色っぽく聞こえる。
木崎:グアムで撮影があって、帰ってきたらすごい鼻声だった。
3回くらいでOKになったくらい うまく歌えて
声も抜けと活舌もよく、沢田研二自身もこの曲で
グレードアップして、阿久さんの詞に勝ったという感じがしました。

売野:(本について)サイコー!面白い
毎回わかりやすくて面白い。
プロデュースの本だけど、生き方の基本。
人は見かけの法則を木崎さんが作って
見かけにその思想、経験が出る。
それを直感的にとらえている。

木崎さんが、プロデュースする上で
一番大事にしていることはなんですか?

木崎:まずアーティストを知ることで色々話してもらう
本人が自分がいいと思うところが長所。
アーティストという人は、勉強が出来ない人が多い
落ちこぼれ。友達がいない、自信がない人が多い。
それを、励ます、いいところを誉めてあげると
今までにない素敵な笑顔をしてくれる。



木崎さんの去年出した本は、滑り出し好調のようで、先月12月10日の新書の売上ベスト10で、9位。「プロデュースの基本」

木崎さんが他に選んだ2曲は、吉川晃司さんの「ラヴィアンローズ」(週刊チャート4位)
バンプ・オブ・チキンの「天体観測」(週刊チャート3位)でした。

「ラヴィアンローズ」(1984年)は、むか~っし、体力作りと健康のためにジャズダンスを習っていた時に毎回踊っていた曲で、吉川さんの中では一番好きかな。あまりに久しぶりに聴いて、思わず踊りたくなったけれど、昔の振り付けを もうさっぱり思い出せず、体は動かなかった。
数年間、家の近くの教室でヨガとともに習っていたけど、突然それが終わりになったのは、1995年の1月の阪神淡路大震災のせいで、教室が閉鎖したのと、その後に転居したから。
地震がなければ、もう少し続けたかったけれど、今更 もう体は動かない。

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