このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。
また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。
NHK総合の火曜昼に「いいいじゅー‼」という30分番組が放映されている。
自宅で昼食をとる時にテレビを点けると流れていることが多く、楽しく観ている。
日本各地の若い移住者を取り上げる密着ドキュメントで、理由も、その後の生活スタイルもさまざまなのだが、僕にとって興味があるのは、彼らの移住後の職業だ。
自治体が提示した奨励金や補助でのんきに暮らしている者もいれば、起業して悪戦苦闘の毎日を送っている者もいる。
起業経験者、自称ソーシャル・アントレプレナー(社会起業家)の僕としては、やはり後者に思い入れ、心の中で応援しながら観ている。
すごいなと思ったのは、海中のゴミ拾い専門のダイビングショップを立ち上げた女性。しかしというか、やはりまだ収入が少なくて、アルバイトせざるを得ないのが気の毒だった。
過疎の村で空き家専門の不動産会社を設立した若い男性も、逆転の発想が面白かったうえに、志が感じられた。
最近再放送されて2回観た、女性仏師三人の仏像修複会社も素敵だった。
大きな仕事を自治体から請け負い、これで会社は一層軌道に乗るだろう。
やはりそこに住み続けるためには、お金は大事だ。
一方で、これってどうなのだろう、大丈夫なのか、と首を傾げたり、ため息をつきたくなる回もある。
とりわけがっかりしたのが、今まで観た中で最低レベルの内容が、あろうことか当地けせもい市の回だったことだ。
誰しも嫌われたくも悪者になりたくもないだろうが、そのビジネスモデルはペイしないし、相手を納得させられもしないよ、とアドバイスする者がまわりにいないのか、と恥ずかしくなった。全国に向けて。