コロナウイルス下にボロボロの白クマ(ぬいぐるみ)。左上に赤い字で「国民は、自宅で見殺しにされようとしている。今も、ひとりで亡くなっている人がいる。涙がでる。怒りと悲しみでいっぱいになる。この国はいつから、こんなことになってしまったのか。命は自分で守るしかないのか。」のキャッチコピー。今日の朝日朝刊(他に日経、読売掲載)に全紙2面両開きの大意見広告。
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医療崩壊・患者見殺しを平然と『自宅療養』と言いつのる政治。首相候補という4人の誰1人コロナ蔓延の政治責任を語らない。いつからこの国はこんな変になってしまったのだろう。
今回も宝島社は庶民の気持ちをストレートに代弁する。自分だけが不安じゃ無いんだ、みんなも怒りと悲しみでいっぱいなんだ。
かろうじて、信じられる言葉が全国紙に掲載。私と社会をつなぐ言葉。こういうのが消えたり受け入れられなくなったらこの国もいよいよだね。
引きこもり暮らしのせいもあり、『言葉』を前より意識する。老人は何かの拍子に浮かんだ言葉を若い時の何倍もこだわり続ける。狭い考えや一方的な記憶に注意しなければ
古本で画家の随筆『画にもかけない』(中川一政著)買う。知人に頼んで求めた展覧会図録楽しんでいるうちに欲しくなった。昭和末発行、定価4.300円が290円。大事にされたことがわかる立派な本。亡くなられて売られたのだろうか。