波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

第3回「ほんのおつきあい」全記録(抄)上

2018年10月21日 | 読書
10月14日(日)の昼下がり、波風食堂にて。用事欠席多く参加5人、今回もなかなかの読書交流。
 
TM(女) 『大地』(パールバック著:新潮文庫だったかな)。全3冊をこの1ヶ月間で再読了。仕事と睡眠等の生命維持的生活とよんどころない雑事以外をこれにあてた読書家にまず拍手(パチパチ)。農奴から大富豪になる第1部は中学時代に読んだことも思い出し、楽しかったが、それ以後の一族隆盛と没落は…いくら読んでも終わらない(笑)…。この本を中学時代にすすめた波風氏はこの教え子の度胸と持続力に驚嘆。高校時代読んだママヨさんはいたく感動。
他に、『シャーロックホームズの冒険』から『赤毛連盟』と『永遠のジャック&ベティ』(清水義範著:講談社文庫)。時間が無くて紹介されなかったが『日付のある自画像』(池田満寿夫著:講談社)。2冊買ってしまったからと『四国はどこまで入れ替え可能か』(佐藤雅彦著:新著文庫)もらう。これ、「ピタゴラスイッチ」や「6055」の波風氏の大好きなセンスだ。
 
(女) 初参加。『心が「ほっ」とする50の物語』(西沢泰生著:王様文庫)。気持ちよく眠りに入りたくて読み始めたが、すぐ寝てしまうのでなかなか進まない(笑)。メンタルを強くしたい、瞑想もよいらしいと紹介。もう一冊は先日の停電を受けて『自衛隊防災BOOK』。「いざという時に役に立つ」にママヨさん大興味。日々の暮らしに直接役立つ読書も読書の楽しみ。波風氏のDAYも、料理レシピ本も。 
 
ママヨさん ファンタジーに目を開かせてくれた『のんちゃん雲に乗る』(石井桃子著:福音館)。若い頃の読書傾向から、現在の帚木蓬生(ははきぎほうせい:『閉鎖病棟他』)への読書傾向を紹介。この作家の本がテーブルに上がっているのは知っていたが、「自分を励ます言葉を探したり、こういうふうに考えれば良かったのかを知りたくて」という読書目的は知らなかったと波風氏。極限に置かれた人間がどう人間らしく生きるのか…読んでみたくなった。ママヨさんは波風氏に極限を感じることもあったそう(涙)    次回に続く。
 

上勇知で搾乳された生乳いただき、杏仁豆腐作る。英生さんの緑美しい絵を観ながら、匙で掬いゆっくり味わう。今日、あとりえ華と付属施設のぎゃらりい華が閉じる。昨日、ママヨさんのお母さん(96歳)が旭川から2人展に来てくれた。
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