背中と両手で運ぶ人。こんなに細くて頼りげないから次の一歩で転ぶに違いない。苦役の意味は?いったい、どこから来てどこへ行くのか?これは俺か?手元にあった小枝が、そんなことを考えさせる。ベンチとウットデッキを塗装した晴れ日の昨日、2度塗り合間の工作。
1年に1度手を合わせる墓地、その生け垣にあった栗の小枝が、イガ栗とともに転がっていた。それを身体と脚に、腕は家を建てた時にいただいた桜の小枝。顔や荷物は昨年拾った流木。どれもこれも、あっさりとは捨てられない材。それを、なんとなく面白がってつなぎ合わせているうちに一つの形・意味が突然に表れ、ハッとした波風氏でありました。
公式裏ブログ「波風食堂、準備中です」に、『ほんのつきあいです』を明日UP予定。『珈琲教室』に続く波風食堂イベントの第2弾です。