「天才とは、1%のひらめきと99%の努力の賜物である」(エジソン)
この言葉の意味は、広く世に知れ渡っている通り「人は才能ではなく、努力が大事なんだよ」、と凡師も思っていたのだが、興味深いエジソンのエピソードに出会った。
そのエピソードとは、
①エジソンは「人間や自然界すべての現象は、われわれの思いもよらぬ「はるかに大きな未知の知性」によって運命づけられているような気がする。数多くの発明もこれらの大きな力によって動かされて成し遂げることができた」と話していた。
②エジソンはこの「はるかに大きな未知の知性」のことを「リトル・ピープル・イン・マイ・ブレイン(頭の中に住む小人)」と呼んでいた。
③エジソンは、「発想の原点であるリトル・ピープルの声を聞くこと、つまり1%のひらめきを得ることが大事。最初のひらめきがよくなければ、いくら努力しても無駄になってしまう。ひらめきを得るためにこそ努力はするべきなのに、このことをわかっていない人があまりにも多い」と嘆いていた。
というもの。
このエピソードのおかげで、凡師の中の「点と点」が全て「線」で繋がった。凡師にまつわる全ての愚行は「ひらめき」を得るためだったのだ。日頃の堕落した生活、荒馬さんに内緒で買った品物、40歳らしからぬ言動・行動・・・、全ては「リトル・ボンシ・イン・マイ・ブレイン(凡師の中に住む小さな凡師)」の声を聞くことに繋がっていたのだ。
来年からは大手を振って行動できる。キーワードは「エジソンオジサン」。エジソンの発想を大事にするオジサンとして闊歩するのだ。
ただし、「ボンシ・オン・アラウマズ・パーム(荒馬さんの手のひらの上の凡師」を忘れてはならない。何事も遵守しなければならないルールがあるのだ。
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「凡師さんのコラム、きっと発信されているよな…」と思いつつ、雪はね三昧の年末年始。やはり届いていました、ちょうど世界と断絶したあの28日に。申し訳ありません。これに懲りず、凡師さん、今年もよろしくお願いいたします。小幸さんもよろしくお願いいたします。