(10/17ブログ記事「教え子に恋をしてしまった【人生相談】」の回答編)
塾の先生が教え子に恋心を持つのは、「人間だもの」当然ありうる。だが、「彼といるとき感じる幸せは本物だと確信」と言うけれど、さぞ苦しく切ないに違いない。新聞の回答者・姜尚中さんは高校生の受験の後、心中を打ち明けてはどうかとアドバイスしている。
それは大人のすることではない気がする。いや、なんかカッコ悪いのだ。先生と教え子という関係は、上下関係が無いと言い切れない。黙って、笑顔で別れるべき。少し長いが、カッコ良い大人の別れ方の例を書いておく。
「(そんな別れ方をしたら)偶然会った時、互いに無視するしかなくなる。気まずくなった人間は大勢いるからもうそんな相手はつくらない。それに耐える自分が可哀想だ。学校で話したことの無いやつの両親に偶然会ってあいさつして仲良くなることもある・・・・・お前が契約期間を満了して出て行く姿を見届け、10年後でも20年後でも、町で偶然出会ったら笑顔であいさつする。気まずく避けるのでなく必ず声をかける。お願いだ、そうさせてくれ」(韓国TVドラマ『マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~』から)
もう説明不要だが、あえて書く。姜尚中さんの回答は相談者中心で高校生が当惑し、気まずくなり会っても互いに無視する関係になりかねない。前述のTVドラマのセリフに心惹かれるのは、少女の切ない恋心を分かっていながらそこには決して踏み込まず大人の愛で包み込み、全身で彼女の幸せを願うからだ。少女はそうした愛に支えられて大人になっていく予感、それもカッコいい大人に。
画像は、波風家プチブーム「ナンチャッテお手前」。饅頭も抹茶でいただくと格が上がる感じ 韓国ドラマ「私のおじさん」、見るのはママヨさん8回、波風氏4回目。夕食後、良い人間のドラマ見て良い夢を見られますように
この頃、格好つけないイラスト描くのに慣れてきた。格好つけない人間に近づいていたら嬉しいな。ヒゲを剃る。外で雷鳴っている。喪服着る。