日が短くなり、秋の深まりを感じる。10月のリンゴ「紅将軍」(*)が出荷の最盛期だ。このリンゴ、「ふじ」の早生品種で、山形県東根市の矢萩良蔵氏が育成した品種だという。品種登録されたのが平成五年というから、栽培面積も近年ようやく増えてきた頃だ。まだ耳(目)にしたことがない方も多かろう。香り高い「ふじ」が約一ヶ月早く食べられると思えばよい。写真のものは、色づきが良くないので出荷からはじいたもの。でもでっかくてみずみずしく、自家用で食べるには充分においしい。一人ではとても食べきれない。二人で一個を食べるか、一人なら半分にして塩水をぬり、ラップをかけて冷蔵庫に入れるかすればよいだろう。
左側の文庫本は、きょう読みはじめた宮城谷昌光の「華栄の丘」(文春文庫)。争いを好まない宰相・華元の物語である。
(*): 十月のリンゴ、紅将軍は、こんなリンゴです。
左側の文庫本は、きょう読みはじめた宮城谷昌光の「華栄の丘」(文春文庫)。争いを好まない宰相・華元の物語である。
(*): 十月のリンゴ、紅将軍は、こんなリンゴです。