今日は、午後から親戚の結婚披露宴に出席した。黒式服に白ネクタイ姿で公民館に行くと、バスが待っていた。近所の出席者が続々と乗り込み、会場へ。西洋の回廊式の庭園を持つしゃれた所で、伝統的な長持歌によって始まった。だが、現代風に媒酌人はなしで、二人の紹介も司会者がしてくれる。新郎は30代半ば、新婦も30代はじめ、二人とも落ち着いている。待ちに待ったよき日という雰囲気だ。祝辞のあと、乾杯。にぎやかになったところで、しばし丸テーブルの席を離れ、同級生や近所の人々にご機嫌伺いに回る。みなめでたく良かったと喜んでいる。新郎は子どもの頃に父親を亡くし、祖父母と母親の手で育てられた。近所の人も親戚も、みなそのへんの事情をこころえていて、心から祝ってくれている。新婦ははきはきした活発な人のようだ。田舎で暮らす基盤をすでに持っている、いいカップルだ。宴は進み、新郎新婦の挨拶。年齢相応に社会的な経験を積み、型どおりではあるが情感のこもった立派な挨拶だった。
だいぶアルコールが入ったので、家に戻って一休み。お茶がおいしい。こういうときは、モーツァルトでしょう。ギャラントな「フルートとハープのための協奏曲」。良い一日でした。
だいぶアルコールが入ったので、家に戻って一休み。お茶がおいしい。こういうときは、モーツァルトでしょう。ギャラントな「フルートとハープのための協奏曲」。良い一日でした。