先日、ある葬儀への香典を取りまとめる機会があり、驚いたことが一つある。それは、うす墨の普及だ。慶事については黒々とした墨字でよいが、弔事にはうす墨を用いることがある、という程度の認識しかなかったが、ほとんどがうす墨を用いており、びっくりした次第だ。
考えてみれば、香典袋やのし紙を書くときはほとんど筆ペンですませている。硯で墨をすり、小筆でさらさらと書ける人はすくないだろう。私も硯にあこがれながらも、実際は筆ペン派だ。だから、うす墨の普及はすなわちうす墨用筆ペンの普及に他ならない。昔はともかく、現在は「縁起でもない!」と嫌われることは少なくなったのだろう。今や、多くの家庭で弔事専用の筆ペンを用意してあるということか。
写真は、砂防堤を越える雪解け水。
考えてみれば、香典袋やのし紙を書くときはほとんど筆ペンですませている。硯で墨をすり、小筆でさらさらと書ける人はすくないだろう。私も硯にあこがれながらも、実際は筆ペン派だ。だから、うす墨の普及はすなわちうす墨用筆ペンの普及に他ならない。昔はともかく、現在は「縁起でもない!」と嫌われることは少なくなったのだろう。今や、多くの家庭で弔事専用の筆ペンを用意してあるということか。
写真は、砂防堤を越える雪解け水。