
今朝の新聞を見たら、山響の飯森範親さんが、芸術選奨文部科学大臣新人賞に選ばれた、という記事が出ておりました。文化庁によれば、贈賞理由は
--------------------------------
【芸術選奨文部科学大臣新人賞】
■音楽■ 飯森(いいもり) 範親(のりちか)
飯森範親氏は平成十八年、めざましい指揮活動を展開した。東京交響楽団を率いたヤナーチェクの歌劇「マクロプロスの秘事(ひめごと)」(サントリーホール、十二月)では、最弱音や休止をも揺るがせにしない徹底的な音楽作りをみせ、また草津音楽祭では西村朗の室内オペラ「絵師」(草津音楽の森国際コンサートホール、八月)に取り組むなど、積極的に現代音楽の紹介につとめた。またヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団(ドイツ)や山形交響楽団の指揮者として、地域文化の向上に大きな役割を果たしたことも高く評価される。
--------------------------------
とのこと。われらが山響での活動も受賞理由の一つとしてあげられており、たいへん嬉しく喜ばしいことです。私は音楽には素人ながら、氏の指揮する音楽の解釈・演奏表現には強い説得力を感じますし、組織リーダーとして魅力的かつアイデア豊富で、オーケストラを方向付けていく力も卓越したものを感じます。
モーツァルトの交響曲全曲演奏が始まる新年度も、きっと飯森人気(*2)がますます高まることでしょう。温泉に入って美味しいものを食べ、山響の演奏を聴く「飯森ツァー」の人気も高まるのではないかと思います。
(*):平成18年度芸術選奨受賞者及び贈賞理由~文化庁
(*2):飯森範親ドットコム~公式WEBサイト