五月の晴天に誘われて、一日車で出かけてきました。帰宅してから、ゆっくりと音楽を聴いております。ヨゼフ・スークのヴァイオリン、アルフレッド・ホレチェックのピアノで、ドヴォルザークの「ヴァイオリンとピアノのための作品全集」より、ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ、ト長調、作品100です。
この曲が書かれた1893年というのは、アメリカ滞在期の最後の頃、秋から冬にかけてのニューヨークで、彼の子どもたちのために書かれたとのこと。子煩悩なドヴォルザークらしいエピソードです。
第1楽章、アレグロ・リゾルート。ちょっと聴いた印象ではシンプルな主題と音楽ですが、何度も聴くうちに、いやぁ、素晴らしい音楽です!
第2楽章、ラルゲット。ゆったりしたテンポで、ヴァイオリンとピアノが、ややメランコリックなメロディを歌います。「インディアン・ラメント」として有名なのだそうですが、そういえば、ヨーヨー・マの「愛の喜び」というCDに、同じメロディの曲があったなぁ。クライスラーの曲だとばかり思っていました(^_^;)>poripori
第3楽章、スケルツォ:モルト・ヴィヴァーチェ。ヴァイオリンのリズミカルなメロディ。ギコギコ一生懸命ひくヴァイオリンをピアノが支え、軽やかな旋律を対比するのも、可愛いらしく子どもがヴァイオリンを演奏する様子を想像させ、面白い。
第4楽章、フィナーレ:アレグロ。明快で生き生きしたリズム、魅力的な旋律。子ども向けの音楽とはいえ、見た目はやさしいがレベルは決して落としていない、そういう音楽のように感じます。
スークのヴァイオリンは端整で美しく、くずした感じは皆無です。ホレチェックのピアノもぴったり息があっていて、文句なし。デュオのお手本のような演奏と言ってよいのでしょうか。1971年の6月末~7月初めにかけて、プラハのドモヴィナ・スタジオでアナログ録音された、スプラフォン原盤の2枚組。現在は、DENONのクレスト1000シリーズで、1500円で入手できる(COCO-70545/6)ようになりました。単価がなんと@750円、昔のLPニ枚組5000円やCD一枚3800円時代を知っている者にとっては、なんともありがたいことです。
■スーク(Vn), ホレチェック(Pf)
I=5'55" II=4'35" III=2'49" IV=6'26" total=19'45"
それにしても、ピアノの「惚れチェック」さんという漢字変換には、ひさびさに笑いました。(^_^)/
この曲が書かれた1893年というのは、アメリカ滞在期の最後の頃、秋から冬にかけてのニューヨークで、彼の子どもたちのために書かれたとのこと。子煩悩なドヴォルザークらしいエピソードです。
第1楽章、アレグロ・リゾルート。ちょっと聴いた印象ではシンプルな主題と音楽ですが、何度も聴くうちに、いやぁ、素晴らしい音楽です!
第2楽章、ラルゲット。ゆったりしたテンポで、ヴァイオリンとピアノが、ややメランコリックなメロディを歌います。「インディアン・ラメント」として有名なのだそうですが、そういえば、ヨーヨー・マの「愛の喜び」というCDに、同じメロディの曲があったなぁ。クライスラーの曲だとばかり思っていました(^_^;)>poripori
第3楽章、スケルツォ:モルト・ヴィヴァーチェ。ヴァイオリンのリズミカルなメロディ。ギコギコ一生懸命ひくヴァイオリンをピアノが支え、軽やかな旋律を対比するのも、可愛いらしく子どもがヴァイオリンを演奏する様子を想像させ、面白い。
第4楽章、フィナーレ:アレグロ。明快で生き生きしたリズム、魅力的な旋律。子ども向けの音楽とはいえ、見た目はやさしいがレベルは決して落としていない、そういう音楽のように感じます。
スークのヴァイオリンは端整で美しく、くずした感じは皆無です。ホレチェックのピアノもぴったり息があっていて、文句なし。デュオのお手本のような演奏と言ってよいのでしょうか。1971年の6月末~7月初めにかけて、プラハのドモヴィナ・スタジオでアナログ録音された、スプラフォン原盤の2枚組。現在は、DENONのクレスト1000シリーズで、1500円で入手できる(COCO-70545/6)ようになりました。単価がなんと@750円、昔のLPニ枚組5000円やCD一枚3800円時代を知っている者にとっては、なんともありがたいことです。
■スーク(Vn), ホレチェック(Pf)
I=5'55" II=4'35" III=2'49" IV=6'26" total=19'45"
それにしても、ピアノの「惚れチェック」さんという漢字変換には、ひさびさに笑いました。(^_^)/