当方、大陸移動説やプレートテクトニクスという言葉を聞いたのは大学生になってからで、それまで地盤は垂直に上がったり下がったりするものだ、と思っておりました。ところが、ウェゲナーの大陸移動説を初めて聞いたときにはただ驚き、また現代にプレートテクトニクスとしてよみがえっていることを知り、またびっくり。
根が理系人間で、発想が単純なものですから、考えました。
(1)東北地方の脊梁をなす奥羽山脈のほかに、阿武隈山地と北上山地、出羽山地などは、大きく見れば南北に連なるように見える。
(2)また、東北地方の平野は、南北に細長く、東北地方の大河は南北に流れる。
これは、東北地方が太平洋プレートに押されて折れ曲がるとき、ちょうど左手に力をくわえると人差指と中指、薬指などが指の方向にずれるように、縦ずれするためではないか。南北に走る断層が、東北地方の基本なのではないか、と考えたわけです。
すると、不思議な存在が浮かびあがります。最上川です。最上川は、やはり山形県中央部を南から北に流れますが、最上盆地で急に方向を西に転じ、最上峡という狭い峡谷を急流となって流れ、庄内平野にいたります。これは、私が考えた基本に反しています。実は、今までずっと疑問に思っていました。
ところが、先日の岩手・宮城内陸地震の関連で、ネット情報を調べていたところ、面白いデータに気づきました。
(3)同じ太平洋プレートでも、宮城沖の沈み込みの速度は7cm/年、福島沖の沈み込みの速度は3cm/年なのだそうです。
(4)衛星写真や地形図を見ても、南東北と北東北には、地形的にも違いがあるように見えます。
(5)ここには、多くの温泉地をつなぐ陸羽東線と陸羽西線が走り、標高差もあまりありません。
そこで素人の蛮勇!
いやぁ、言い切ってしまいました!なに、素人の無責任な放言ですので当てにはなりませんが、大陸移動説に驚いた記憶を持つだけに、当地の地球科学的知見にも興味津津です。
根が理系人間で、発想が単純なものですから、考えました。
(1)東北地方の脊梁をなす奥羽山脈のほかに、阿武隈山地と北上山地、出羽山地などは、大きく見れば南北に連なるように見える。
(2)また、東北地方の平野は、南北に細長く、東北地方の大河は南北に流れる。
これは、東北地方が太平洋プレートに押されて折れ曲がるとき、ちょうど左手に力をくわえると人差指と中指、薬指などが指の方向にずれるように、縦ずれするためではないか。南北に走る断層が、東北地方の基本なのではないか、と考えたわけです。
すると、不思議な存在が浮かびあがります。最上川です。最上川は、やはり山形県中央部を南から北に流れますが、最上盆地で急に方向を西に転じ、最上峡という狭い峡谷を急流となって流れ、庄内平野にいたります。これは、私が考えた基本に反しています。実は、今までずっと疑問に思っていました。
ところが、先日の岩手・宮城内陸地震の関連で、ネット情報を調べていたところ、面白いデータに気づきました。
(3)同じ太平洋プレートでも、宮城沖の沈み込みの速度は7cm/年、福島沖の沈み込みの速度は3cm/年なのだそうです。
(4)衛星写真や地形図を見ても、南東北と北東北には、地形的にも違いがあるように見えます。
(5)ここには、多くの温泉地をつなぐ陸羽東線と陸羽西線が走り、標高差もあまりありません。
そこで素人の蛮勇!
最上川が急に西に方向を転じるのは、そこに南東北と北東北を分ける、東西の裂け目があるのではないか。
いやぁ、言い切ってしまいました!なに、素人の無責任な放言ですので当てにはなりませんが、大陸移動説に驚いた記憶を持つだけに、当地の地球科学的知見にも興味津津です。