電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

モーツァルトの弦楽四重奏曲第17番「狩」を聴く

2012年02月29日 06時05分25秒 | -室内楽
外はまだまだ寒いお天気が続いていますが、室内は暖かで、寄せ集めPCオーディオでモーツァルトの弦楽四重奏曲を聴いております。第17番「狩」です。伝ハイドン「セレナード」、ハイドン「ひばり」にこの曲とくれば、これはもう、伸びやかな楽しい古典派室内楽の王道を行く曲目です。

モーツァルトの弦楽四重奏曲は、弾むような活力が感じられるものが多くありますが、とくにこの第17番「狩」では、そうした魅力が顕著に現れているようです。

第1楽章: アレグロ・ヴィヴァーチェ・アッサイ
第2楽章: メヌエット、モデラート
第3楽章: アダージョ
第4楽章: アレグロ・アッサイ

演奏は、パノハ四重奏団。曲自体がそういう性格であることもありますが、演奏もたいへん活気があり、溌剌とした好ましいものです。CD は GES-9242 という型番で、DENON My Classic Gallery シリーズ中の1枚。手元の資料 The History of DENON PCM/Digital Recordings 1972ー1987 によれば、録音は1980年10月7~8日に荒川区民会館ホールでPCM/デジタル収録されたものだそうで、たいへん鮮明です。

■パノハ四重奏団
I=8'32" II=3'57" III=6'53" IV=6'11" total=25'33"
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