電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

縁側の書棚を整理する

2013年08月06日 06時05分41秒 | 手帳文具書斎
先日、妻と二人がかりで、縁側の書棚の中身を整理しました。この書棚は、亡父がだいぶ前に購入したもので、古い本や全集など、雑多な本がぎっしり詰まっておりました。思い立って、中身を吟味し、処分するものは処分しようと、整理を始めたところ、40年前のガイドブックや旅行本、昭和30年代の農業技術書など、どうにもならないものがたくさん出て来ました。1冊1冊、考えながら本を吟味し、残すものと処分するものとをカゴに選り分けます。妻はサイズごとに仕分けをし、処分するものをひもでくくります。

引き出しや引き戸の棚にかかると、中から古い文書の束が出て来ました。見ると、新島譲と八重夫妻の…ではなくて、黒崎幸吉、政池仁氏ら、無教会派のクリスチャンの人たちの刊行物の類でした。祖父の元に届いていたものを、没後に整理し、亡父が保存していたものと思われます。こういうものの歴史的価値は不明ですので、とりあえず処分せずにそのままの形で保存することとしました。

こんなふうにしておよそ半日。書棚を引っくり返して掃除をして、震災であちこち破損していた箇所を補修して、空いたスペースには孫たちが読めるような子どもの本を収め、ようやく一段落。これで、お盆の来客があっても安心です。

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