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電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

新しい万年筆を購入するまで

2013年08月29日 06時01分12秒 | 手帳文具書斎
プラチナ万年筆の超廉価製品プレピー(Preppy)をきっかけに、同社のスリップシール機構の実用性や、古典ブルーブラック・インクの特性に注目し、もう少ししっかりした万年筆で使ってみたいと考えておりました。で、候補として考えたのが、#3776センチュリー・シリーズで、今年の新製品である「シャルトル・ブルー」か昨年の製品「ブルゴーニュ」等です。

定年退職前であれば、お小遣いでポンと買っていたのかもしれませんが、今はそれなりに慎重に、細字(F)と中字(M)の線幅やインクフロー、書き味などを実際に試し書きしてみたいと思いました。ところが、残念ながら行きつけの文具店ではパイロット製品が主力で、プラチナの万年筆はほとんど置いていません。

仕方がないので試し書きは諦め、お盆過ぎの時期に、シャルトル・ブルーの中字と指名して注文をしましたところ、メーカーにも在庫が払底しており、太字(B)が1本だけしかないとのことです。では、ブルゴーニュはどうかと調べてもらったら、これも同様らしい。#3776センチュリー黒軸でも、中字に限らず細字でもと対象を広げて、流通在庫を調べてもらいました。

お盆休みで、メーカーの製造も止まっているのかもしれませんし、音楽CDや書籍などと同様に、もしかしたらネット販売が主流になり、田舎の文具店には回って来ないのかもしれません。でも、関係者が熱心に探してくれたようで、再び文具店から連絡があり、ブルゴーニュの細字(F)が1本だけあるといいます。青軸シャルトルブルーの中字が赤軸ブルゴーニュの細字に変わってしまいましたが、それをお願いしますと伝え、入荷を待つことにしました。そして先日、入荷の知らせがあり、受け取って来ました。お値段は、定価10,500円のところ、8,400円でした。

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