LPの時代には二枚組にせざるを得なかった曲が、CDの収録時間のおかげで一枚に収まるようになり、大きな恩恵でした。ところが、CD初期の二枚組のCDケースはなんとも分厚いしろもので、収納にかさばるものでした。最近は、CDケースもずいぶん進歩して、通常の厚さのケースに二枚のCDを収めたコンパクトな二枚組が普及し、たいへんありがたいと感じます。
ところで、二枚組の曲集のうち、一枚目を聴いただけで満腹してしまい、二枚目は「また今度」となることがままあります。逆に、意識的に二枚目を聴いてみて、後半に大きな魅力を感じるようになることもありました。たとえば、ヴィヴァルディの協奏曲集「和声と創意への試み」Op.8などです。
一枚目は、言わずと知れた「四季」~春夏秋冬の四曲のほかに、「海の嵐」「喜び」といった副題のついた協奏曲が並びます。ところが、二枚目はいたってシンプルな「協奏曲第○番○○調」という名前が並ぶばかりです。すでに記事(*1)にしているように、オーボエによる演奏もたいへん魅力的ですが、本来のヴァイオリンによる協奏曲もまた、たいへんステキな曲ばかりです。最近、しばらくぶりに第7番~第12番までの6曲を通勤の音楽として聴き直してみて、あらためてその魅力を感じております。実にいいものですね~!
(*1):ヴィヴァルディは女学校音楽部の顧問の先生~「電網郊外散歩道」2005年9月
ところで、二枚組の曲集のうち、一枚目を聴いただけで満腹してしまい、二枚目は「また今度」となることがままあります。逆に、意識的に二枚目を聴いてみて、後半に大きな魅力を感じるようになることもありました。たとえば、ヴィヴァルディの協奏曲集「和声と創意への試み」Op.8などです。
一枚目は、言わずと知れた「四季」~春夏秋冬の四曲のほかに、「海の嵐」「喜び」といった副題のついた協奏曲が並びます。ところが、二枚目はいたってシンプルな「協奏曲第○番○○調」という名前が並ぶばかりです。すでに記事(*1)にしているように、オーボエによる演奏もたいへん魅力的ですが、本来のヴァイオリンによる協奏曲もまた、たいへんステキな曲ばかりです。最近、しばらくぶりに第7番~第12番までの6曲を通勤の音楽として聴き直してみて、あらためてその魅力を感じております。実にいいものですね~!
(*1):ヴィヴァルディは女学校音楽部の顧問の先生~「電網郊外散歩道」2005年9月