カクノ白軸で、パイロットの大容量コンバータCON-70が使える場合があるとの情報を得て、使えるかどうか、判定してみました。方法は、カクノの同軸の空洞に、パイロット社のインク・カートリッジを逆に入れてみる、というものです。
結果は、大丈夫、CON-70が使えるようです。さっそく行きつけの文具店で注文し、過日、届いたとの連絡がありました。560円+税44円で、計604円也。


あいにく、カクノ白軸にはまだCON-50内に同社の「色彩雫」シリーズ中の「紺碧」が残っています。できれば、プラチナ社の古典ブルーブラック・インクを使いたいのだけれど、さてどうするか? 考えていたら、ひらめきました。カクノのグレー軸では、空のカートリッジに古典ブルーブラックをスポイトで注入して使っています。それならば、カートリッジの代わりに今回のCON-70を接続し、胴軸のみ、白軸のものを使えばよいのでは?いや、むしろキャップも白軸のものにして、首軸のみグレー軸のものとすげ替えれば良いのではないか?
という形です。要するに、カクノの白軸とグレー軸の互換性を利用して、CON-70を使える白軸の胴と交換する、というわけです。




この組み合わせで、サイズ的には適合するようで、一応の成功をみました。まずは良かった(^o^)/

ただし、これで全く大丈夫かというと、一抹の不安が残ります。どうも、首軸とコンバータの間に空気の層ができてインクが首軸まで落ちて行かないという、いわゆる「棚つり」現象が発生しやすいようなのです。もちろん、ちょっと振ってやれば空気層とインク層の上下が交代しますが、このあたりは疎水性のプラスチックの管の長さが設定時の想定よりも長くなっていて、表面張力や濡れ角などの関係か、「棚つり」現象が頻発するのかな、と想像しています。たんに使い始めの時期だけに見られる現象なのかもしれませんが、もしずっと同じ傾向を示すのであれば、メーカーが公式にCON-70対応をうたっていない理由も理解できます。
このあたりは、マイスターシュテュック149やTWSBIダイヤモンド580のような、もともと大容量の製品とは違って、カクノ+CON-70という「むりやり大容量」な製品の弱点であろうかと見ているところですが、これから使い込んだ時にインクフローがどういった挙動を示すか、観察していきたいと思います。
もう一つ、CON-70でなんとか大容量化に成功しただけに、キャップにクリップがないという弱点が再びクローズアップされてきます。ゴムバンドが伸びてゆるくなったカバーノートと一緒に持ち運ぶときなど、どうも落っことしそうで不安です。
- すっぽり下まで入る‥‥使える
- ぎりぎり入るくらい‥‥使えない
結果は、大丈夫、CON-70が使えるようです。さっそく行きつけの文具店で注文し、過日、届いたとの連絡がありました。560円+税44円で、計604円也。


あいにく、カクノ白軸にはまだCON-50内に同社の「色彩雫」シリーズ中の「紺碧」が残っています。できれば、プラチナ社の古典ブルーブラック・インクを使いたいのだけれど、さてどうするか? 考えていたら、ひらめきました。カクノのグレー軸では、空のカートリッジに古典ブルーブラックをスポイトで注入して使っています。それならば、カートリッジの代わりに今回のCON-70を接続し、胴軸のみ、白軸のものを使えばよいのでは?いや、むしろキャップも白軸のものにして、首軸のみグレー軸のものとすげ替えれば良いのではないか?
- 今まで古典BBインクを空カートリッジに入れて使っていた灰色カクノの首軸にCON-70を接続し、新型の白色カクノの胴とキャップを組み合わせる
- 今までCON-50に「紺碧」で使っていた白軸カクノにグレーの胴とキャップを組み合わせる
という形です。要するに、カクノの白軸とグレー軸の互換性を利用して、CON-70を使える白軸の胴と交換する、というわけです。




この組み合わせで、サイズ的には適合するようで、一応の成功をみました。まずは良かった(^o^)/

ただし、これで全く大丈夫かというと、一抹の不安が残ります。どうも、首軸とコンバータの間に空気の層ができてインクが首軸まで落ちて行かないという、いわゆる「棚つり」現象が発生しやすいようなのです。もちろん、ちょっと振ってやれば空気層とインク層の上下が交代しますが、このあたりは疎水性のプラスチックの管の長さが設定時の想定よりも長くなっていて、表面張力や濡れ角などの関係か、「棚つり」現象が頻発するのかな、と想像しています。たんに使い始めの時期だけに見られる現象なのかもしれませんが、もしずっと同じ傾向を示すのであれば、メーカーが公式にCON-70対応をうたっていない理由も理解できます。
このあたりは、マイスターシュテュック149やTWSBIダイヤモンド580のような、もともと大容量の製品とは違って、カクノ+CON-70という「むりやり大容量」な製品の弱点であろうかと見ているところですが、これから使い込んだ時にインクフローがどういった挙動を示すか、観察していきたいと思います。
もう一つ、CON-70でなんとか大容量化に成功しただけに、キャップにクリップがないという弱点が再びクローズアップされてきます。ゴムバンドが伸びてゆるくなったカバーノートと一緒に持ち運ぶときなど、どうも落っことしそうで不安です。