電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

白鳥とイカナゴ〜春の便り

2021年03月18日 06時00分44秒 | 季節と行事
春3月。通勤路の田んぼには白鳥の群れが舞い降りて、集団で泥の中から何かをさがしてついばんでいます。雪が融けて泥んこになった中で、稲の刈株の周囲に落ちている稲や二番穂、収穫時にこぼれた米粒などを探しては食べているらしい。カラスなどとは違い、ミミズやタニシなどを狙っているのではないそうです。もう少しすると、白鳥の群れは北へ向かって飛び立ち、シベリア方面に去っていきますので、今のうちに栄養補給が必要だということでしょうか。



春を感じる味と言えば、近年某さんから送っていただく「いかなごのくぎ煮」(*1)もその仲間入りです。奥様のお手製で甘辛く煮た小魚がご飯によく合います。これを食べる頃、春だなあと感じます。

白鳥は北へ去り、イカナゴは北へやって来る。行くものがあれば来るものもあり、最近の春の女神さんは「いかなごのくぎ煮」と共にやって来るような錯覚を持ってしまいます(^o^)/

(*1):春が来た!〜「電網郊外散歩道」2016年3月

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