電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

最近とどいた新手の迷惑メールとその対応

2021年04月05日 06時00分23秒 | コンピュータ
最近、対策が功を奏して静かだったのですが、新手の迷惑メールが2通も3通も届きました。しかも、送信者のメールアドレスは偽装されており、同一ではありません。そのために、@以下のドメイン名を指定して着信を拒否する古典的なやり方は使えないようです。ではどうするか。

今回の迷惑メールの内容は、かなり丁寧で流暢な日本語ですが、要するに

「アンタのネット閲覧行動を追跡しているぜ。アンタの使っているデバイスのOSには、トロイの木馬を仕込んだぜ。アンタは助平なサイトを閲覧しているだろ。データは全部保存してある。バラされたくなければビットコインで16万よこせ。俺のビットコインウォレットは◯◯◯◯◯だ」

というものです。つまり、「閲覧行動を追跡している」と言って不安を煽り、送信者の指示に従わせる、という点がポイント。であるならば、この迷惑メールに特徴的な表現である「閲覧行動を追跡」というキーワードを含むメールを着信拒否するように、プロバイダのメールサーバ側で設定しておけば良いだろう。自分が、あるいは友人知人が、このキーワードを使った連絡をしてくる可能性というのは限りなく低いだろうし、Linux と Windows と混在する自宅のPC環境では、ベイジアンフィルタで自動的に迷惑メールを処理してくれる機能を持つメールソフトばかりではないから。

で、やってみたらピタリと止まりました。とりあえず、一件落着。

まあ、私のメールアドレスは平成元年以来ずっと変わらず同じものを使っていますので、いろんなところへ流れている可能性は高いでしょう。表現を変えてまた来たら、そのときまた対処すれば良いだろう。迷惑メールくらいでメールアドレスを変更するつもりはありません(^o^)/

しかし、私はたとえ閲覧行動を追跡されていたとしても後ろめたいことはないので安心して笑っていられますが、心当たりのある人はビビるだろうなあ。インターネットの匿名性の落とし穴にはまる前に、自らの行いを正せ、ということでしょうか(^o^)/

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