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電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

2月の雪は除雪するとみるみる融けてしまう

2023年02月12日 06時00分55秒 | 季節と行事
大雪警報が出た夜を過ぎた日、朝から除雪機を動かし、きれいに除雪をしました。まずは自宅の敷地の中を、車が通れるように片方に寄せて飛ばします。



生活道路から入って奥のカーポートまではけっこうな距離がありますので、きれいに除雪しておく必要があります。母屋に土蔵、味噌蔵、作業小屋に元蚕室棟と、無駄に広い田舎家の敷地は、いざ奥まで除雪するとなると、機械力なしではとてもじゃないが大変です。この界隈は、どこの家もみな似たような事情です。



その代わり、機械力を活かして、門を出て向こう三軒両隣の範囲で、歩行者用のグリーンベルトの範囲も除雪します。業者が除雪して通った後の細かいところは、自前で調整することに。



この習慣は、最初は私が始めたのでしたが、小学生が集団登校するにも年寄りが買い物に歩くにも助かるということで、ご近所の若い衆も協力してくれるようになりました。今では雪が降ると皆さん除雪機を動かして周囲を除雪してくれます。一人暮らしの老人宅では、出入り口にグレーダーが置いていった雪の塊を吹き飛ばしてくれています。このあたりは、ちょっとした日常的なボランティアです。



雪が降れば降ったで、ご近所が声をかけて自分の分を済ませ、可能な範囲で周囲を助ける。このあたりは、田舎ならではのご近所パワーでしょうか。なかなかいいものです。ありがたいことに、2月の雪は除雪して薄くしておくだけで、日が射してくるとみるみる融けて地面が見えてきます。やっぱり春は間近です。

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