電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

パスワードの安全性と覚えやすさを両立するには

2020年06月11日 06時02分41秒 | ブログ運営
ブログに限らず、パスワードはセキュリティの要です。システムが許す限り、できるだけ長い文字数で、数字や記号などを使ってパスワードを作れば、安全性は確保しやすいでしょうが、こんどはそれを覚えていられるか、という問題が生じます。以前、この件に関して、「複数パスワードを忘れないための秘策」という記事(*1)を書きましたが、今回は、パスワードを長くして安全性を高め、さらに覚えやすくするにはどうするか、というテーマです。

  • パスワードを長くしても、子音と母音の組み合わせでは、意味から連想されてしまう危険性がある。母音を取り除いて子音だけにして、辞書法による総当りを防ぐ。
  • 子音を除いてもなお充分な文字数を確保するには、元フレーズがある程度の長さを持つものであることが必要。
  • 数字と記号を組み合わせて、類推を防ぐ。

というような方法でしょうか。例えば、goo ブログの場合、ログインパスワードは 8文字〜32文字まで、となっているようですが、できるだけ32文字に近いほうが安全性は増すはず。例えば、

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
kokkyounonagaitonnneruwonukerutoyukigunideatta

kkkynngtnnnrwnkrtykgndtt(23文字)

これにノーベル文学賞を受賞した1968年の記憶があれば、68あたりを入れると、

kkkyn6ngtnnnrwnkrt8ykgndtt (25文字)

となります。手帳やメモに、「パスワード:雪国、ノーベル賞」とメモっておけば、ある程度は大丈夫でしょう。あるいは、大家族の記憶のある人なら、祖父母、父母、兄弟、子供の名前を年齢順につなげて母音を抜く、という方法もあるかもしれません。覚え方は、「家族、年齢順」などとすればどうだろう。

しかし、毎回これをタイプするのは面倒だなあ(^o^)/

(*1):複数パスワードを忘れないための秘策〜「電網郊外散歩道」2007年6月

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