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インターネットは、文字どおりネットワーク間をつないだものという意味になりますが、これを支えるものとして、TCP/IP があります。このうち、IP すなわち Internet Protocol には、従来の IPv4 と現在移行中の IPv6 とがあります。IPv4ではコンピュータのアドレスを指定するのに nnn.nnn.nnn.nnn という32ビットで表しますが、これだと10の10乗、単純化すれば約40億台のコンピュータが接続できることになるといいます。
ところが、簡単に言えば接続される情報機器の台数が増えて、これではまかないきれなくなっているという現実があります。私の手元にある本、例えば『The UNIX Super Text (下)』(第2版、2003年刊行)ではコラムで2010年頃に枯渇すると紹介(p.801)していました。特に、スマートフォンが普及し、テレビなど家電がインターネットにつながり、やがてEVが普及すると自動車のさまざまな部品がそれぞれインターネットに接続されるようになれば、コンピュータの台数を基礎に設計されたアドレスの枯渇は当然のことでしょう。
そこで、IPv6 に移行することになりますが、IPv6 ではアドレスは128ビットで表され、単純に言えば10の38乗の機器を接続できることになります。このように考えれば、IPv6への移行は当然となります。『The UNIX Super Text(下) 第2版』では、IPv6 の特徴として、このような広いアドレス空間の他に、盗聴や改ざんを防ぐ暗号技術の導入、音声や動画など時間軸を持つデータへの支援、ネットワーク接続設定の自動化などが挙げられており、よく考えられているようです。
遅まきながら私も重い腰を上げ、IPv6 に移行することになります。せっかくの自宅内有線LAN環境を生かす意味でも、スマートフォンやタブレット等のWi-Fi利用のため補助的に設置しているリビングの無線LAN環境をもう少しアップデートして、IPv6環境への移行を迎えたいものです。
ところが、簡単に言えば接続される情報機器の台数が増えて、これではまかないきれなくなっているという現実があります。私の手元にある本、例えば『The UNIX Super Text (下)』(第2版、2003年刊行)ではコラムで2010年頃に枯渇すると紹介(p.801)していました。特に、スマートフォンが普及し、テレビなど家電がインターネットにつながり、やがてEVが普及すると自動車のさまざまな部品がそれぞれインターネットに接続されるようになれば、コンピュータの台数を基礎に設計されたアドレスの枯渇は当然のことでしょう。
そこで、IPv6 に移行することになりますが、IPv6 ではアドレスは128ビットで表され、単純に言えば10の38乗の機器を接続できることになります。このように考えれば、IPv6への移行は当然となります。『The UNIX Super Text(下) 第2版』では、IPv6 の特徴として、このような広いアドレス空間の他に、盗聴や改ざんを防ぐ暗号技術の導入、音声や動画など時間軸を持つデータへの支援、ネットワーク接続設定の自動化などが挙げられており、よく考えられているようです。
遅まきながら私も重い腰を上げ、IPv6 に移行することになります。せっかくの自宅内有線LAN環境を生かす意味でも、スマートフォンやタブレット等のWi-Fi利用のため補助的に設置しているリビングの無線LAN環境をもう少しアップデートして、IPv6環境への移行を迎えたいものです。
じつはそんな経緯だったのですね、ごていねいな説明ありがとうございました。