電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

サクランボの期間中ほったらかしの野菜畑は

2023年06月24日 06時00分20秒 | 週末農業・定年農業
サクランボ収穫作業が始まる前にと、なんとか植え付けた野菜畑の様子は、6月1日には写真のような状態でした。



マルチの周辺に草はなく、耕運機で耕した後ですので、きれいなものです。ところがサクランボの収穫作業に忙しく、かまけるヒマがなかった三週間の間に、事態はすっかり変わりました。とりあえず、耕運機で畝間を耕してしまった後の様子ですが、ジャガイモ、サトイモ、サツマイモの株間が草でびっしりと覆われてしまっています。




これを、とにかくなんとかしなければいけません。手作業で1本1本抜いていくのでは、とにかく能率が悪い。そこで、耕運機が入れない狭い畝間はクワで草をけずり、天地返しをしてしまいます。そうすると、重力を感知して下方に伸びるはずの根が乾いてしまい、草は枯れてしまいます。こうして大きいところを片付けたら、あとは株間の草を除去していきますが、これには「ねじり鎌」という小型の道具が役立ちます。



これを草の根本にぐさっと刺して手で草を引き抜くと、根が張った草もスポッと抜けてきます。土を落としてしまえば、あとは夏の光の下でカラカラに乾いてしまいます。



今回、持参した農具は、次の三種類でした。



左から順に ねじり鎌、三角ホー、平鍬 というのだそうです。草を削るのに便利な真ん中のクワは、これまで三角鍬と呼んできましたが、調べてみたら「三角ホー」と言うのだそうで(*1)、ほう、そうなのか(^o^)/

そんなふうにして奮闘した結果、ビフォーアフターの「なんということでしょう!」の場面は





なんとか見られるようになりました。それにしてもこの期間、植えっぱなしで追肥もぜんぜんできなかったので、生育が悪いです。このあたり、「二兎を追う者、一兎も得ず」なので、仕方がないのかも。これからしっかり追肥をしておきましょう。ちなみに、暑い日盛りの休憩タイムは、水分補給と音楽です。




小型のバケツに載せたUSBラジオプレーヤーの音は、意外に聞きやすいようです。

(*1): 家庭菜園・農具の紹介〜JA西春日井


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