電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」を観る

2024年08月25日 06時00分07秒 | 映画TVドラマ
農協の集荷が休みで桃の収穫と出荷がお休みとなった土曜日の午後、妻と二人で息抜きに映画館に行きました。観たのは妻の希望で「もしも徳川家康が総理大臣になったら」という映画です。簡単に言えば、コロナ禍で内閣にクラスターが発生し、総理大臣が急死、内閣が崩壊してしまう。そこで、与党の御子柴幹事長が AI とホログラムで歴史上の偉人を再現し、最強の偉人内閣を組織するのです。コロナ禍を押さえ込んだ豪腕政策が内閣支持率を押し上げるけれど、実はこの歴史上の偉人たちの中に密かな野望を持っている者がいて…というお話。

映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』予告【7月26日(金)公開】


うーん、正直な話、妻と感想は一致していまして、「あきれたね」でした(^o^)/
AI とホログラムで再現された歴史上の偉人たちのキャラクタに幻惑され、こういう計画を推し進めた内閣生き残りの御子柴幹事長はじめプログラマ等の裏の動きがほとんど描かれず解決されていない。徳川家康の現代国民信頼演説で終わらせちゃってる。だめじゃん(^o^)/

田舎在住者の立場から言うと、江戸と東京の風景を重ね合わせた家康の感慨は理解はできるけれど、それって都会生活者の、もっと言えば東京人の感傷でしょう。美しい東京には作らず、福島に作ればよいという発想と似ていると感じてしまいます。為政者の目には日本全土が等しく視野に入っていてほしいものです。まあ、涼しい映画館で眠らずに観られたので良しとしましょうか。うーん、正直に言ってやっぱりもう少し静かでしっとりした映画が観たいなあ。


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