電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

桃の摘花がなかなか進まない〜今年はやけに風が冷たい4月だ

2023年04月26日 06時00分41秒 | 週末農業・定年農業
今は、桃の摘花を進める時期です。妻の足の具合が悪いので、なかなか畑に応援に出られません。いきおい、一人の力では作業能率も半分に落ちてしまいます。加えて、日差しは暖かいのですが、今年はなんだか冷たい風が連日かなり強く吹き、とくに午後は高い脚立に上るのが怖いほどです。今のところ、実を付けさせない2年目の若木の花をぜんぶ取り去り、植えて6年めの「あかつき」の摘花をしているところです。



写真は、右側のピンク色のところが摘花前、左側のスカスカの枝が摘花後の様子です。こんなふうに、樹ぜんぶを摘花していきます。



亡父が元気だった頃、せっかくの花をどうして摘んでしまうのか、と問うたところ、あれがぜんぶ実がなったらどうなると思う?と逆に聞かれて、なるほどと思ったものでした。農作業のお供は、USB メモリに入れた mp3 形式の音楽ファイルを再生できる某国製のラジオです。電源スイッチが不安定で、ちょっとぶつかると電源が落ちてしまいますが、無意味なおしゃべりやCMが入らないクラシック音楽専門の番組みたいでありがたい。



冷たい風の中、防風衣を着ているとは言うものの、数時間外に出ているとぶるぶる寒くなります。屋内に引っ込んで、暖かいコーヒー等で一休みする時、思わずホットコーヒー、ほっとします。



ちなみに、サクランボ「佐藤錦」はただいま満開期を過ぎて花吹雪になりつつあるところです。満開10日後の防除が灰星病、褐色穿孔病の対策には重要になりますが、まだ満開後10日まではいかない時期ですので、今は桃の摘花が最重要課題。



白いサクランボとピンクの桃の花のコラボレーション。今だから楽しめる風景です。

(*1): 桃の摘花のしかたは〜最近の私の流儀〜「電網郊外散歩道」2022年4月
(*2): 桃の摘花が半分ほど終わる〜「電網郊外散歩道」2017年5月


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