電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

サクランボの選果のしかたとツール

2022年06月12日 06時00分37秒 | 週末農業・定年農業
我が家のサクランボ「佐藤錦」の出荷が始まりました。出荷の前に、まず選果の段階があります。ここでは、収穫したサクランボから実割れやキズのあるものは除き、着色の程度をそろえ、実の直径で「LL, L, M」などに分けてパックに詰めます。例えば



いずれも着色の程度は「秀」レベル、実の大きさは左から「2L, L, M」となります。着色の程度は、農協の集荷場で機械で読み取って格付けしますが、佐藤錦でこのくらいの着色の程度なら順当に「秀」だと思います。



大きさを判断するのに、写真のような指標を使います。例えば2Lの穴を通り抜けMの穴を通らないものはLということになります。慣れてくると、ひと目でサイズが判断できるようになります。目分量、目測というのは案外役に立つ能力です。



パックに詰める量は、この場合(200gフードパック)は、220g 以上を詰めています。こちらは目分量ではできませんで、毎回キッチン秤で規定量を満たしているかをチェックします。そんなわけで、収穫作業よりもこの選果作業のほうが時間がかかるのです。


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