電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

年末に購入したインクジェット・プリンターのこと

2018年01月17日 06時01分01秒 | コンピュータ
昨年末に、年賀状用途が目的で、キャノン社のインクジェット・カラープリンター PIXUS TS5130 を購入しました。現在、リビングの Windows10 機(デスクトップ)に接続して使っていますが、接続も設定も簡単で、年賀状関連の印刷はぶじに完了しました。

とくに、今回は「一太郎」の付録ソフト「楽々はがき select for 一太郎」を初めて使ってみましたが、宛名印刷の位置設定がまったく機械任せで OK でしたので、例年 MS-WORD や OpenOffice Writer の差し込み印刷でやっていたのと比較すると、ずいぶん楽でした。

プリンターの設置場所も、リビングのデスクコーナーに作った棚にすっぽり収まり、奥からはがきの給紙もできます。妻も私も、自分専用のカラー・インクジェット・プリンターを使っているのですから、平成の初期、カラー・インクジェット・プリンターが珍しかった頃を思うと、なんとも贅沢な話です。逆に言えば、どちらかが故障してももう一台ですぐに対応できることになりますので、安心かもしれません。

画像の品質? まあ、書斎ではモノクロのレーザープリンタを愛用しており、主として年賀状の写真用途ですから、とくにコムズカシイことを言わなければ充分です。インクは、黒とカラー複合と二本セットで交換できるように、標準タイプのインクカートリッジ BC-340(黒)、BC-341(カラー) を予備に購入しております。



標準的なメーカー、製品を利用すると、何も考えなくても目的の事柄が達成できてしまうことがよくわかりました。同時に、機械的に操作するだけで、原理や仕組みなどを理解せずに終わってしまうことも感じました。「楽々はがき」も、当方の住所録データベースは年賀状用途ばかりではありませんので、原本はデータベースを更新していき、その年の年賀状の分のデータを「楽々はがき」で利用するようにしようかと考えております。

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カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』を読む

2018年01月16日 06時02分07秒 | -外国文学
早川書房のハヤカワepi文庫で、カズオ・イシグロ著『わたしを離さないで』を読みました。はじめのうちは、思春期の子供の世界を描いた物語になるのかな、と思いましたが、途中でこれは重いテーマの話なのだと感じました。要するに、臓器提供のために育てられている子どもたちの話です。

「わたしを離さないで」はカセットテープに収録された曲の題名(*1)です。ジュディ・ブリッジウォーターの「夜に聞く歌」というLPレコード(1956年)で発売されましたが、主人公が持っていたのはカセットテープ版という設定で、「スローで、ミッドナイトで、アメリカン」(p.110)な曲を、「ネバーレットミーゴー…オー、ベイビー、ベイビー…わたしを離さないで…」のリフレインが何度も繰り返されるところに惹かれた少女が、寮のポータブルカセットプレーヤーでこっそり踊りながら聴いているところを、「マダム」(理事長のような女性)に知られてしまいます。ベイビーが恋人ではなく赤ちゃんであると思っている年頃に、そのカセットテープが紛失し、ついに見つかりません。



ウォークマンが普及している時代、1990年代末のイギリスが舞台です。たぶん、臓器移植のために育てられている子どもたちが、「わたしを離さないで」と踊る場面を目撃した理事長?が、先生たちに密かにテープを処分するように命じたのでしょう。第1部:「ヘールシャム」は、子どもたちをよりよい環境で教育し育てようとする善意の施設で、臓器の「提供」が始まるまで疑問を持たず受け入れることができるように注意深く教育されることになります。第2部:「コテージ」は、学校と寮を出た後に、少しの期間暮らすことになるコテージでの生活です。ここでのテーマは「猶予は存在するのか」。自分たちの運命を受け入れようとしながら深いところでは受け入れることができない、葛藤が描かれます。第3部:「介護人として」は、臓器の提供者を支える立場にある介護人と、学校の仲間であり恋人でもあった青年との切ない関係が描かれます。最後までカタルシスのような解決は訪れません。

物語も最後に近づいた頃、トミーが暗闇の中で大荒れに荒れて暴れる場面があります。運命に対して、喚き、悪態をつき、暴れる。自分が誰かのコピーで、臓器を提供するために生まれ、育てられ、何度か臓器を提供した後に死ななければならず、「提供者」が心を持っていることすら考えるものは少ないという事態。たしかに、暴れたくなります。ヘールシャムの教育の中では、おそらく図書室にもデュマの『モンテ・クリスト伯』などは注意深く取り除かれていたのでしょう。でも、彼らは提供者としての役割を果たし、介護人は彼らに寄り添っていくのです。



クローン羊「ドリー」が登場した際のインパクトはきわめて大きいものがありました。臓器移植をすれば助かると知った人々が、その臓器を「生産」することを望むとき、その手段としてクローン技術を採用したら、どのような未来が起こりうるのかを心理的な緻密さで描いた物語でしょう。生産されるクローン人間に、良い環境と教育を与えようと努力する一部の人々の善意は、ある意味で残酷なものです。でも、それさえも、今よりも優秀な人間のクローンを作り出そうとする営みを危険視するようになった社会の変化によって潰えます。ひじょうにリアリティのある悪夢のような状況を、実に緻密に描き出していると思います。

ただし、臓器を自分の細胞で体内で再生することができたら、たぶんわざわざクローン人間を生産するというような必要はないのではなかろうか。作家の想像力の方向とは別に、再生医学としてそんな方向性もあろうかと思います。

それと同時に、臓器を次々に取り替えて長く生きられるようになったとして、さて自分はそんなに生きたいだろうかとも考えてしまいます。若くして病に倒れた人ならば話は別ですが、いつまでも分裂増殖し続ける生殖細胞ではあるまいし、生きるのにくたびれてしまうような気がしてなりません。ほどよく終わりのある個体の人生だから良いのではなかろうか。

(*1):YouTube に、この曲がありました。
わたしを離さないで / Never Let Me Go  ジュディ・ブリッジウォーター

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山響第265回定期演奏会でベートーヴェン、チャイコフスキーを聴く

2018年01月15日 06時04分44秒 | -オーケストラ
真冬の休日、日曜の午後3時から、山形テルサホールで山形交響楽団第265回定期演奏会を聴きました。朝までは、早めに出かけて駐車場を確保しなければと思っていたのですが、昼食後うっかり時を過ごしてしまい、いつもの時間帯に出発しましたら、案の定、駐車場が確保できません! チケットは完売というアナウンスを甘く見ていました! 仕方がなく、少々遠い駐車場に車を駐めて会場に走りました。

ゴールインしたのがぎりぎり開演間近だったために、今回の座席は最前列右側で、ヴィオラとコントラバスの真ん前でした。いつもステージの見通しの良いところに座るようにしているのですが、今回はそういうわけで見えるのはヴィオラとコントラバスと、チェロの一部だけ。気づいたら、今回はコントラバス奏者が4人並んでいます。プログラム末尾の奏者一覧をみると、どうやら客演の助川龍さん(仙台フィル)が加わっているらしい。なるほど!

本日のプログラムは、次のとおりです。

  1. ベートーヴェン/「コリオラン」序曲 ハ短調 作品62
  2. ベートーヴェン/ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲 ハ長調 作品56
  3. チャイコフスキー/交響曲第5番 ホ短調 作品64
     黒岩英臣 指揮、長原幸太(Vn)、中木健二(Vc)、永田美穂(Pf)、山形交響楽団

楽器配置は、左から順に第1・第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、右後方にコントラバス(4)、正面奥に木管、その後方に金管、右脇にティンパニというものです。このあたりは、指揮者の黒岩さんの流儀でしょうか。

第1曲:「コリオラン序曲」。出だしから、コントラバスとチェロによる低弦の威力をまざまざと感じます。ヴィオラが刻む切迫するようなリズムが、いかにもベートーヴェンらしい緊張感を感じさせます。なんだかいつもよりも迫力があるなあと感じましたが、座席が最前列だったからというだけでなく、実はチェロのパートにもメガネをかけた女性がいました。やはり客演で、大内麻央さん(東京フィルハーモニー)。今回は、だいぶ弦を増強して臨んでいるようです。

第2曲:「三重協奏曲」。コントラバスの低音で始まり、迫力を満喫。CDではおなじみですが、実演では初めて聴きます。この曲は、ピアノトリオとオーケストラの協奏曲みたいだと感じていましたが、実際に独奏楽器とオーケストラが競い合うような面もあるけれど、ピアノトリオにオーケストラがそっと合いの手を入れているみたいな面もあり、あらためておもしろい曲だと感じました。ソリストを三人も揃えなければならず、営業的には積極的に選ばれる曲目ではないでしょうが、音楽としてはいい曲だと思います。

ここで15分の休憩です。


第3曲:チャイコフスキー「交響曲第5番」。指揮台に立つ黒岩英臣さん、気合は充分です。なにせ、頭に鉢巻ならぬヘッドバンドをして、メガネ(老眼鏡?)の落下防止対策でしょう。情熱的な指揮ぶりはほんとに若々しい。増強した弦楽セクション(全体が見えないけれど、たぶん10-8-6-6-4)の効果もあって、金管の咆哮に負けない迫力を感じます。第2楽章:Andante cantabile, con alcunalicenza での長いホルンソロも見事に決まり、ロマンティックな表現も濃厚なロシア風です。良かった〜!
もう一つ、気づいてしまいました。コントラバスで例えば2ndの米山さんが譜面をめくると、トップの助川さんが弓で抑えてページが戻らないようにするのですね。うーむ、連携プレーだなあ。音楽の高揚の影に気遣いありと見ました(^o^)/



この日はすぐ帰らなければならず、ファン交流会には参加せずにホールを後にしましたが、団員の皆さんのお見送りを受けて、嬉しく思いました。
そうそう、プログラム冊子の中では、団員インタビューの第20回、コントラバスの相川誠さんの記事がおもしろかった。「山響に入団して思い出に残っているエピソード」が大受けでした(^o^)/

次回は、広上淳一さんの指揮で、チャン・ユジン(Vn)さんを迎え、パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番とブラームスの交響曲第1番他の予定。楽しみです。
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近年まれな冷え込みで、古い(昭和の)水洗トイレが凍結

2018年01月14日 06時01分30秒 | 料理住居衣服
過日の激しい冷え込みは、近年まれにみるもので、朝出かけるときに車の温度表示を見たら、氷点下11度を示しておりました。早朝のリビングの温度が+3℃だったし、リフォームした母屋のトイレは凍結防止対策が功を奏して大丈夫でしたので、すっかり油断しておりました。帰宅してから改築していない区画のトイレ(昭和60年頃のもの)を調べてみたら、見事に凍結しており、手洗い用の水道も出ません。これは大変と小型の電気暖房を持ち込み、一晩中トイレを暖めたら、水道の方は出てきましたが水洗トイレのほうは水が流れません。仕方がないので、地元の施工業者に連絡したところ、地区内のトイレの凍結が相次ぎ、20件ほどかかえている状況だそうです。幸いに、当方は母屋のトイレが使えますので、緊急事態というほどではありません。順番を待ちますので、とお願いしました。

年代的に凍結防止対策も進歩しているようで、リフォームした母屋に付属するトイレの方は、温度センサーにより凍結防止のヒーターが作動するようになっているようです。古い昭和のトイレは断熱材で保護してあるだけで、ヒーターのようなアクティブな対策は取られていないようです。停電しても使える水タンク式の水洗トイレで、災害時にも強いはずなのですが、思わぬ伏兵が出たみたい。利用回数が減って水が流れにくい上に、例年の最低気温をはるかに超えるマイナス11度というような低温が重なり、想定外の事態となった模様です。

少ない人数の家族に複数のトイレがあるというのは無駄な贅沢なのかもしれませんが、こういう事態を見ると、大停電時の古い石油ストーブと同じで、「別なのがもう一つある」ことのありがたさを感じます。



さて、本日は山形交響楽団の第265回定期演奏会の予定。プログラムは、“運命の主題”が貫く傑作チャイコフスキー第5交響曲…“YAMAGATA”への想い 名誉指揮者黒岩&永田美穂 と題して、次の曲目が予定されています。楽しみです。

  1. ベートーヴェン/「コリオラン」序曲 ハ短調 作品62
  2. ベートーヴェン/ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲 ハ長調 作品56
  3. チャイコフスキー/交響曲第5番 ホ短調 作品64
     黒岩英臣 指揮、長原幸太(Vn)、中木健二(Vc)、永田美穂(Pf)、山形交響楽団


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冬の期間は雪の記事が多くなる

2018年01月13日 06時04分53秒 | 季節と行事
多くのブログの中で、雪国在住の人のブログでは、冬の期間は雪の話題が多くなるようです。雪道の運転や除雪の大変さ、雪景色の美しさや雪遊びの楽しさなどです。この時期、他の話題よりもずっと印象が強いのですから、よくわかります。

雪国で暮らすには、気迫が必要です。弱気になると雪に負けてしまいます。空元気も役に立ちません。じっくりと腰を据えて、日々、雪に対処する必要があります。あとは、暖かくして休養でしょうか。

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若者にラジカセが受けている?

2018年01月12日 06時06分52秒 | Weblog
若者にラジカセが受けている(*1,2)のだそうです。カセットテープのレトロ感が良いのか、今風のBluetoothやUSB対応が良いのか、はたまたアナログなメカニズム音やメカニカルな動きのわかりやすさもあるのでしょうか。SDカードやUSBメモリーに録りためたmp3ファイルの便利さはわかるけれど、目に見えて動いているなぁという感覚は、面白さを感じるのかもしれません。

それにしても、まるで80年代のラジカセです。驚きです。
そういえば、80年代後半のラジカセとメタルテープはこんなふうでした。




(*1):CD買わない若者が「ラジカセ」を買う理由~JCASTニュース
(*2):若者の間でカセットテープの需要じわり~ソニーもラジカセ新モデルを発売~@niftyニュース
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苦痛な読書~でも、たぶんその後には

2018年01月11日 06時01分42秒 | Weblog
たいていの場合、本を読むのは楽しく興味深く、またおもしろいものですが、時には苦痛な場合があります。例えばディケンズの『大いなる遺産』を読んでいたとき。あの時は、上下二巻のうち上巻はウンウン苦しんで、読むのが苦痛なほどでしたが(*1)、下巻に入ると一気呵成(*2)、最後のカタルシスに至るまで、思わず引き込まれます。たしか、寒い季節だった気がする。

ただいま読んでいるのが、カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』。思春期の子どもたちの生活のところどころに、保護官だとか回復室だとか提供だとかいう語が意味ありげに出てきます。うーむ、臓器提供のために育てられている子供たちの話か。重そうだな。なんとなく読むのが苦痛です。でも、少しずつ読み進めているのは、『大いなる遺産』のときと同じです。たぶん、その後には何らかの、光明というかカタルシスというか、息苦しさを緩和させるものが待っているのではなかろうか? さてどうだろう。

(*1):ディケンズ『大いなる遺産(上)』を読む〜「電網郊外散歩道」2006年1月
(*2):ディケンズ『大いなる遺産(下)』を読む〜「電網郊外散歩道」2006年2月

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ブログ記事がネタ切れになりそうなときは

2018年01月10日 06時01分25秒 | ブログ運営
長年ブログを運営していると、何度かネタ切れの危機に直面します。これまでも、「秘技Wikipediaの術」とか「備忘録の落ち穂拾い」などのワザを内緒でご紹介(*1)して来ました。今回は、「昔のカタログ・広告の術」です。

カタログや広告の場合は、著作権の保護の対象にならないという点もありますが、そもそも昔のカタログや雑誌等の広告というのは、妙に懐かしいものです。書棚の片隅に残っているカタログや雑誌広告等を写真に撮り、記事にすれば、思い切って処分することもできやすくなります。ネタ切れ防止に「昔のカタログ・広告」を。意外にお役立ちかも(^o^)/

(*1):ネタ切れには備忘録の落ち穂拾いで〜「電網郊外散歩道」2010年9月
(*2):エルカセットという規格の記憶から〜「電網郊外散歩道」2016年1月
(*3):昔、システム・コンポーネント・ステレオというのが流行していた〜「電網郊外散歩道」2016年1月
(*4):オープンリールのテープとデッキの広告〜「電網郊外散歩道」2013年1月

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表記の揺れと検索

2018年01月09日 06時05分43秒 | コンピュータ
テキストファイル備忘録や当ブログを検索するとき、検索語に迷う場合があります。検索したい内容は決まっているのですが、検索語の表記に揺れがあり、複数の表現を使ってしまっている場合です。

例えば「コンピュータ」と「コンピューター」の場合は、「コンピュータ」で検索すれば部分一致で両方を抽出できます。「フロッピー」も「フロッピィ」も、「フロッピ」で検索すればOKです。

しかし、例えば「プレッピー」と「プレピー」ではそうはいきません。「プレ」だけで部分一致で探そうとすると、「プレゼント」や「プレゼンテーション」「プレコンサート」「プレーヤー」「プレートテクトニクス」なども検索されてしまいます。

コンピュータ上でテキストファイル備忘録を検索するときは、単純に grep などのツールを用いて、

$ grep -e '検索語1' -e '検索語2' 対象ファイル名

で検索することができますし、awk では正規表現が使えます。

$ awk '/正規表現/{print}' 対象ファイル名

例えば、

awk '/プレ(ッ)*ピー/{print}' memo-utf.txt

とすれば、memo-utf.txtから「プレ」と「ピー」の間に()内の文字の0個以上の繰り返しを持つ文字列、つまり「プレピー」や「プレッピー」を探しだして出力します。

しかし、gooブログの検索ボックスでは、単純に2語を並べると結果は出なくなりますし、正規表現も使えません。しかたがないので、Googleで

site:blog.goo.ne.jp/narkejp/ プレ ピー

とすれば、「プレ」と「ピー」の両方を含む記事が検索できますので、「プレピー」や「プレッピー」のように表記に揺れがあっても大丈夫です。

長年の蓄積で、ちょっとしたことを調べるのにもテキストファイル備忘録やブログ記事が有効になっています。記憶の片隅に埋もれていたことが目の前に再現されるのは、なかなか良いものです。その意味では、表現にゆらぎがある語を用いる場合には、一件の記事の中にできるだけ両方を入れておくという配慮があると、後に検索する際に役立つようです。



ところで、データ検索の精度としては、テキストファイル備忘録のほうが上のようです。goo ブログの場合、記事の検索結果には「人気記事」だとか「最新記事」だとかが一覧されますが、このタイトル中に該当の語(例えばプレッピー)が含まれてしまう場合があるからです。読者には「便利そう」な機能がデータ検索の精度を下げる結果になるようで、なんだかなあ…と思ってしまいます(^o^;)>poripori

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新年のダイアリーはやっぱりシステム手帳に

2018年01月08日 06時04分58秒 | 手帳文具書斎
綴じ手帳にしようかとずいぶん迷いましたが、新年のダイアリーはシステム手帳で継続することに決め、リフィルを購入してきました。Bindexの月間ダイアリー3(No.049)で、見開き1ヶ月の横罫型です。期間は2019年の三月までで、カラーのインデックスが付いているバイブルサイズのものです(660円+税)。予定の詳細までは記入できませんが、項目を略号で表せば大丈夫でしょう。今年一年間、なんとかこれで持たせられるように、仕事の方をスリム化したいものです。



行きつけの書店でダイアリー・リフィルを購入したら、新春顧客サービスでしょうか、バッグをもらいました。帆布風の素材に持ち手と縁取りが藤色で、色合いからしてご婦人用のものみたいですが、なかなか便利そうです。自称オジサンの中高年は、便利さ優先でこのまま使おうかと考え中です(^o^)/

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カールマン「チャールダーシュの女王」を聴く~1985年・東京文化会館ライブ

2018年01月07日 06時02分21秒 | -オペラ・声楽
注文しても品切れだと言われ、探していたCD、カールマン「チャールダーシュの女王」を見つけ、中古で購入できました。1985年4月6日、東京文化会館におけるライブ録音で、ルドルフ・ビーブル指揮ウィーン国立フォルクスオーパー管弦楽団&合唱団による演奏の二枚組、(DENON:COCQ-85142~43)です。昨年末から通勤の音楽として聴き、またお正月にもニューイヤーコンサートの代わりに楽しみました。

カールマンの喜歌劇「チャールダーシュの女王」(正しくは「チャールダーシュ侯爵夫人」*1)は、何かと参照することの多い音楽之友社『ON BOOKS SPECIAL 歌劇(上)』にも記載がありませんので、あまりメジャーなものではないのかもしれません。が、単身赴任時代にナクソスの「ザ・ベスト・オブ・オペレッタ第2集」で親しむようになり、NAXOSミュージックライブラリで全曲を聴き(*2)、とうとう通販で中古CDを探し出すという勢いは、当方には近年珍しい現象です。

CDに添付の対訳解説書によれば、あらすじはごく単純なものです。優柔不断な貴族の若者が歌姫を見初めますが、家柄を重視する父親の反対で破談になりかけるけれど、実は妻(若者の母)も身分を隠した元歌姫だったということが判明、めでたく結ばれる、というものです。

今どき少女マンガでも採用しないであろうこんな陳腐なストーリーを、カールマンの音楽は華やかに賑やかに聴かせてしまいます。おそらく映像があればもっと楽しいのだろうと思いながら、第三幕の「ヤイ、ママン」の三重唱を口ずさみつつタマネギを刻みパスタを作るのは、実に良いものです(^o^)/

当方のPCの設定の問題なのか、ナクソス・ミュージック・ライブラリは60分ほど何も操作しないでいると、接続が切断されてしまうみたい。それではリビングに朗々と音楽を流しつつパスタを作るという「望ましい休日の過ごし方」には不向きですので、CD購入→リッピング→CD2枚分をプレイリストに登録→簡易PC-audioで全曲連続再生、という流れになった次第。やあ、フィナーレも華やかで良いなあ(^o^)/



第一次大戦前夜、オーストリア・ハンガリー帝国の落日の季節に戦争の影が忍び寄る時代背景を考えると、享楽的な貴族の歌が、無理もないのかなと思えてしまうかも。

(*1):題名「Die Csárdásfürstin」の邦訳は、「チャールダーシュ侯爵夫人」が正しいようです。fürst=侯爵ですので、その女性形fürstin=侯爵夫人でしょう。一応、CDの表記に合わせております。
(*2):某公共図書館に登録しNAXOS Music Libraryを初めて利用する~「電網郊外散歩道」2017年8月

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白軸カクノに古典ブルーブラックを補充、2ヶ月ぶりか

2018年01月06日 06時02分05秒 | 手帳文具書斎
先月(12月)の27日に、白軸カクノにインクを補充しました。裏抜けしにくいところから愛用している、プラチナ社の古典ブルーブラックです。インク・コンバータCON-70を装着していますので、約1.1mL のインク容量だそうです。カートリッジとほぼ同じくらいで、インク切れで補充するまでの間隔が長くなるのがありがたい。使用頻度はそれほど多くなかったのでこの時期になりましたが、前回の補充が10月下旬でしたから、ほぼ二ヶ月間、乾燥せずに使える状態が維持できたことになります。以前、数週間で乾いてしまうと嘆いていた(*1)のがウソのようで、本来のキャップに戻したことが良かったようです。たぶん、グレー軸のキャップは乾燥しやすく、白軸のキャップは乾燥対策が改善されている、という予想は当たっているのでしょう。





そうそう、休みのうちに他の万年筆のインクも補充しておきましょう。まずはTWSBIのダイヤモンド580ALラヴァーにモンブランのロイヤルブルーを補給しておかなければ。



(*1):CON-70を付けた白軸カクノの不都合~「電網郊外散歩道」2017年5月
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雪が降ると、道路はのろのろ運転に

2018年01月05日 06時03分27秒 | 散歩外出ドライブ
過日、雪が降り続く中を、車検の申し込みにディーラーに行きました。車窓の雪をワイパーが拭き取っていきますが、またすぐに雪が降り積もります。ヒーターとワイパーとオーディオを使っていると、i-stopも動作しないみたい。当日、幹線道路はのろのろ運転で、信号でもすぐに停まれるほどでした。隣を走る車は「練馬ナンバー」でしたが、簡易チェーンを装着し、雪道対策はしっかり取っているようです。たぶん、ドライバーは山形出身の人で、正月休みに帰省し、これから都会へ戻るところなのでしょう。

そういえば、20代の頃、私も毎年東北道を往復して帰省していたものでした。渋滞を嫌って夜中にドライブしたりもしましたが、眠くて眠くて、パーキングエリア等で仮眠していると、結局はどこかで渋滞時間帯に走る羽目になってしまうのでした。また、真冬の峠越えの大変さは強く記憶に残っております(^o^;)>poripori

おそらく3日あたりが渋滞のピークだったのではないかと思いますが、これからという方もおられることでしょう。帰省した故郷から都会へ、これから雪道を運転して戻られる皆様へ、どうぞ無事で到着できますように、お祈りいたします。

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マツダ社からの案内は今年もクリアフォルダになっていた

2018年01月04日 06時03分45秒 | 散歩外出ドライブ
マツダ社から、新春恒例の初売りの案内が届きました。ラッキーナンバーの抽選もあるとのことですが、封筒代わりに入っていたのが、縁を切り取るとクリアフォルダになるというものです。これ、たしか昨年もこの方式だったはず、なかなか便利で、工夫を感じます。

そういえば、新車購入後すでに二年を過ぎてそろそろ満三年に近づいております。これは、車検のことを考えておく必要があります。新春初売りでぽんと新車を購入するほど余裕はありませんが、車検の申し込みと日程の相談は必要でしょう。お買い物ついでに、足を伸ばしてみましょう(^o^)/

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2018年の備忘録を準備する

2018年01月03日 06時02分40秒 | 手帳文具書斎
昨年は、三冊目の備忘録ノートがちょうど終わる頃に大晦日となりました。大晦日の夜に、新年(2018年)用の備忘録ノートを準備しました。今年も、ツバメノートのA5判100枚(A罫)を使います。使いはじめる前に、恒例の準備を。

  • CONTENTSというタイトルで5枚(10頁)を確保
  • 本文というか内容の記入頁は6枚目(11頁)から
  • 表見返し(表紙の裏)にメモ用ポケットを貼付

以上の準備を済ませて、使用開始。今年はどんな内容が綴られることになるのか、楽しみです(^o^)/

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