常に比較の視点は、人の感性や知性を刺激するようです。多様な文化の中で己の根を見つめざるをえませんね。絶えず、外からの眼差しを受けてきた琉球・沖縄の生存であり、感情の揺れであり、自らを律し守るための小さな国家なりの仕組みがあって、現在に至っているのかもしれませんね。内部の葛藤も確執もしかしなかったわけではないですね。その中にもヒエラルキーがあり、貧しいながらの社会の諸相が営まれてきたわけですね。
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国際沖縄研究所ライブラリ『沖縄ジェンダー学1 「伝統」へのアプローチ』が刊行されました。
本書では「沖縄ジェンダー学の創出」プロジェクトの平成23年度と24年度の重点テーマであった、沖縄におけるジェンダーと「伝統」や「表象」に関する成果の中から選出した論文を中心に編纂しております。
喜納育江 編著
2014年 大月書店
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