1%の人間が99%のマジョリティに対して自らの意見をストレートに表現することを避ける傾向に、問題提起ですね!日本の政策決定者に間違った認識を抱かせることになるとの警告ー。なるほど!多文化性や多元性、複合性を受容できない頑な日本ナショナリズムの存在があるということかもしれませんね。しかしエスニックなそうしたマイノリティーとマジョリティーのパラダイムは世界中に見られる現象かもしれない。 . . . 本文を読む
なぜかブログにアクセスするたびにスマホでこの漫画の広告が張り付いて久しい。遊女、遊郭を研究テーマにしているからなのだろうと思って、見逃していたが、昨夜ついに電子本で読んだ。遊郭の悲哀(残酷、過酷さ)だけではなく、北海道の近代史であり、日鉄という鉄精製工場の歴史でもあった。青森の貧しい農家の少女たちが売られていった遊郭の中の現状や、其の中の人間模様、それぞれの宿命など、一度ついたラヴェル(娼婦)をはがすことの困難さなど、琉球歌劇の『奥山の牡丹』の母親のような梅の姿もあった。娼婦の女性を心底愛していく男たちもいるがそのほとんどが彼女たちを単に性欲の対象として利用する社会の仕組み。男たちもまた奴隷のような労働条件の中で必死に生きていた。そして芸者(芸妓)の存在がきらめいていくー。 . . . 本文を読む