志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

近現代天皇制を探るーインタビュー原 武史さん《政治学者》

2015-07-03 19:02:48 | 書評
本についての紹介を兼ねているので、BOOKコーナーに入れます。日本人とは何かを問う時、天皇や天皇制(度)は、その制度が続いても絶えても、ずっと探求され多くの書籍が書かれていくのだろう。タブー化されミステリー化されているこのシステムは今後海外の研究者がさらに比較の視点で掘り下げていく可能性も高いですね。リンクしあう世界です。 . . . 本文を読む

『焦土に咲いた花』-戦争と沖縄芸能《大阪の琉球演劇舞踊団 上》伊佐尚記

2015-07-03 18:44:00 | 琉球・沖縄芸能:組踊・沖縄芝居、他
伊佐さんがいい特集で連載していますね。4回目です。先日、八木政男さんのお話をお聞きする機会があったのですが、大阪でのお話はこの記事の中味に類似していました。戎座は戦後姿かたちがなくなったのですね。検閲をうけた大宜味小太郎さんの脚本は国立劇場に寄贈されたのですね。その中の上演をかつての県立劇場で見ました。なかなか面白かったですね。 . . . 本文を読む

「ハワイからの風ナナ・イ・ケ・クム」を見て

2015-07-03 18:09:03 | 琉球・沖縄芸能:組踊・沖縄芝居、他
どうも「花風」が登場して「古典女踊り」も形が変容していった可能性はありますね。当初の「花風」は「紅型」を身に着けていたとの証言もあります。冠船芸能から近代の66年間、そして戦後70年の今年です。沖縄芸能も同化と異化と再構築の歴史の過程を経ているのですね。舞踊の所作、型、音楽、衣裳、歌詞も変容(変節)してきた歴史の推移を検証する必要があるようです。『芸術祭総覧54~63』や『琉球古典舞踊の型』を今一度見てみたいと思います。大城ナミさんは『芸術祭総覧』を琉球古典舞踊のバイブルと定義していますね。つまりそこで決められた型が原型だというお考えです。しかし近代が抜け落ちていますね。冠船芸能の芸そのものもまだあいまいですね。舞台ですら四間四方の国立劇場おきなわです。  . . . 本文を読む