那良伊千鳥さんの歌う「ディンサー節」にあわせて幸子さんは踊りました。そして3曲披露し、「糸満アングヮー」を踊り、そしてカチャーシーですが、その後でリクエストもあり「ネオン通い」を歌いました。みなさんもっと歌ってほしいとちょっと物足りなそうになったそうです。1時間のお約束だったのですが、あと30分、時間延長でも良かったですね。
以下、5月30日のスケジュールです!
大城幸子ユニット「愛楽園」慰問公演プログラム
2018年5月30日 午後2時~
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挨拶: 琉球歌劇保存会・会長の吉田妙子さん、歌三線の大城幸子さん
1. 那良伊千鳥の「ディンサー節」にのせて幸子の舞踊
吉田さんのユンタク → 幸子の歌・三線の紹介
2. 創作民謡「恋路花」――那良伊千鳥がかつて好きだった幸子の歌曲
3. 「母の面影」――幸子が母を偲ぶ歌、つらねが入ります
4・ 「運命(さだみ)――「奥山の牡丹」の主人公、母親の想いを再現
吉田さんのユンタク
5・ 「糸満アングワー」糸数カメの歌に合わせた幸子の舞踊
6・ 「カチャーシー」を会場でみなさんと踊ります。
リクエストがあった時「夫婦旅」(みーとぅたび)を歌う→「ネオン通い」に!
歌と歌の間や踊りの前に吉田さんの語りが入ります。
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愛楽園で暮らしている知人から電話があり、みなさんもっと民謡を聞き踊りを見たかったとのことです。吉田妙子さんの登場にも驚いたのですね。また来てほしいとの声に幸子さんはとても励まされたようです。「大城さち子ユニット」のメンバーとして、またの機会までには太鼓とウチナーグチを鍛えておきたいものです。
感銘をうけたのは、吉田妙子さんのウチナーグチの語りの面白さ、情け深さです。相手を思いやったことばの繰出し方(すべてウチナーグチですが)良かったですね。思いやりのあることばかけに驚きました。シナリオなしの司会です。おもわず幸子さんは、「母の面影」を歌い終わったあと涙ぐんでいましたね。太鼓を叩きながらこちらも涙が溢れるのを我慢していました。会場の皆さん方は耳を心を澄まして幸子さんの歌を受け止めているように見えました。シーンと静まり返った中で幸子さんの歌曲が響いています。自らを歌で語る幸子さんのオリジナル民謡に、つらねに口笛の賞賛の応答(レス)もありました。あっという間の時間です。カチャーシーは吉田さんもフロアに降り立って、会場の方々と交流しました。懐の深い舞台役者ですね。映画の中でも存在感のある役柄を見せています。改めて吉田妙子さんの語りに魅了されました。謝!