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白井明大さんのことをよく知らなくて、たまたま部屋にあった詩集を読んでみました。詩集をめくってみて驚きました。鉛筆で書かれたコメントを読んで~。
詩人の城戸朱理さんは、詩人がとても懇意にしていた知念栄喜さんともゆかりのある詩人でかつ詩の評論にも鋭い方とうかがっていました。知念さんが存命中、よく「さんぴん茶」や「サツマイモ(琉球芋)」を東京に送っている姿がありました。
城戸さんは3・11以降に出された詩集『漂流物』で2012年、第30回現代詩花椿賞を受賞しています。その詩集は以前拝読しました。モノトーンの写真と詩は印象的でした。今自分の部屋や永眠した詩人の部屋を探してもその詩集は見つかりません。どこに隠れているのだろうか。積み重ねられた詩集を一つ一つ整理していかなければなりません。
永眠した詩人は年末だったか、年が明けてからだったのか、病室から携帯に電話を入れたのですが、城戸さんから応答がなかったので、とても残念がっていたことが思い出されます。しかし、詩集を出す前だったか出した後だったか、自宅から電話で城戸さんや吉田文憲さんともお話している様子はうかがえました~。
詩人の以倉紘平さんとは、詩集の選考をかねて長く長く電話で論議していたことが思い出されます。この間の記憶を綴らなければと思いつつ~。
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